国語の読解問題を繰り返し解くことに意味はあるのか?

こんにちは、児玉です。

数学(算数)や理科、または社会という科目において、「全く同じ問題を二度も三度も解いたり、あるいは複数の類題を解くということに意味は無い」と主張する人は少数派だと思われます。
つまり、大概の人は、同問題や類題を繰り返し解くことで相当の学習成果が得られる、と考えているわけです。
貴方も異論はないですよね?

それでは、国語の読解問題ではどうでしょうか。

国語読解では、同じ問題を解き直すことに意味は無い。
何故なら、一度解いた問題は答を覚えてしまうからだ。

このような主張が散見されます。

あるいは、

入試では、過去問と同じ文章が出題されることはない。
従って、国語読解の過去問を解くことに意味は無い。

という意見も。

果たして、本当にそうなのでしょうか。

そもそも、国語読解問題に類題というものは無いに等しいと思います。
指示語の内容を本文中から抜書きしたり、接続語を考えたり、本文内容に合っているものを選んだり、内容を要約したりという出題パターンが同じであるものを類題と言うなら、国語読解問題のほぼ全てが類題ということになってしまいます。

よって、「類題を解く」というのは、「同じ問題を解く」ということに他なりません。

では、あらためて聞きます。
国語読解において、同じ問題を繰り返して解くことに意味は無いのでしょうか?

言うまでもなく、国語読解問題の演習目的は答えを覚えるためではありません。
ましてや、本文内容を覚えるためでもありません。
その答えを引き出すためのアプローチ「正しい手順」を身に付けるために行っているのです。
極端な言い方をすれば、「答えが合っている、違っている」というのはどでも良いのです。
どういう根拠で「その答えにたどり着いたのか」なのです。

ですから、答えを覚えているうちに繰り返しても意味が無いのではなく、いつ繰り返しても意味があるのです。
「正しい手順」を反復するのです。

ただ、いくらなんでも1時間後に解き直しということであれば、「正しい手順」も覚えているでしょうから、そうですね、3日後とか1週間後くらいに反復演習してみてはどうでしょうか。
そうすることで、意外とまた間違えてしまうことに気付くと思います。

この「正しい手順」を他の人に説明できるくらいまで繰り返すのが良いと思います。

maru塾の国語読解では、この「正しい手順」を教えているのです。

それでは、また。

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