冬期講習時の国語読解

国語の勉強法

こんにちは、児玉です。

今年初めての国語ブログです。

今日は、冬期講習中に添削指導した国語読解などについて、少々感じたことと、その際にどのように指導したかを書きます。

■ 本文中の言葉を使って文を作り、設問に答える
本文に線を引いて考えることを徹底させているので、設問に対してどこを見ているのかよく分かるのですが、ほとんどの生徒が該当部分を捉えられるようになったと感じました。
ただ、解答文字数に制限がない設問では、多少冗長的に書く生徒も見受けられました。
確かに、「下手に要約すると減点が怖い」という気持は理解できますが、字数制限がある場合にも対応出来るよう、解答解説の例文を研究するよう指導しています。
また、該当部分をちゃんと捉えているにも拘らず、設問そのものに答えられていない、あるいは答え方が微妙に違うことも未だあるので、設問の趣旨を再確認させています。
更に、依然として解答文の主語が抜けていることもあったので、そこも徹底させました。

■ 選択肢問題
1学期、2学期、あるいは前期期間中の添削指導の結果、誤選択の割合がかなり減っているのを実感しました。
ただ、ア〜エなどの記号にX(バツ)を付けて選択肢を絞っている生徒が多いですし、それで正解である生徒がほとんどなのですが、それだけだと添削する側としては根拠が不明確で、同じ丸を付けるにしても不安です。
選択肢の当該部分に線を引き、○やXを付けて、仕分けた根拠を明確にするよう指導しました。
これは平常授業でも指導しているのですが、改めて言わないとダメなようでした。

■ 古文の読解 古文はよく主語が省略されていますので、誰が誰に何を言ったのか、何をしたのかを読み取れていないため、正しい答えを導けない様子が多々ありました。
大抵の古文問題は、ヒントとして現代語訳が添えられていることが多いので、その現代語訳から、描かれているシーンを想像するよう伝えました。
折角、ヒントの現代語訳があるのに、古文の直訳としてだけ利用する生徒もいて、もっとイメージを膨らませてもらいたいです。

さて、 冬期講習明け早々の本日は、このくらいとしておきます。

それでは、また。

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