引き続き、分析を。
生徒に見せてもらったグラフを元に分析していきます。
あくまで村山個人の分析であり、合格や成績を保証するものではないので、悪しからずご了承ください。
兼六中3年生のお子さんがいるお母さん、お父さんは、テスト連絡票を見ながら読んでいただけますと幸いです。
まず、合計点と各科目の平均点、各点数の人数分布を載せていきます。
平均点
国語:60.6点
数学:46.5点
英語:46.3点
理科:56.3点
社会:36.6点
合計:246.3点
人数分布 ※()内は累積数です
475以上 0人
450~474 4人(4人)
425~449 5人(9人)
400~424 13人(22人)
375~399 9人(31人)
350~374 22人(53人)
300~349 17人(70人)
275~299 23人(118人)
250~274 22人(140人)
225~249 27人(167人)
200~224 22人(189人)
175~199 16人(205人)
150~174 23人(228人)
125~149 21人(249人)
100~124 12人(261人)
100未満 19人(280人)
次に、各高校合格のための目標点数を。
- 泉丘高校合格ライン 20位以内
20位=403点前後
2023年の泉丘合格者数が33人、2022年度が26人、2022~2018年の5年平均が21.6人ということを鑑みると、20名を下回る可能性は少ないです。
したがって、20位以内に入っていれば合格可能性は高いと言えます。
400点以上が22人ですので、400点を超えていれば、合格圏内です。
- 泉丘ボーダーライン 30位以内
30位=377点前後
合格圏生徒の別高校への進学可能性や、2023年(ー昨年度)の合格者が33名であることを鑑みると、30位前後であれば合格可能性は十分にあります。
ただ、あくまでもこのラインはボーダーライン=当落線上ですので、泉丘志望でこの点数帯の子は油断禁物です。
今回の難易度で400点以上とることを目標にしましょう。
- 二水高校合格ライン 40位以内
40位=365点前後
2022~2018年の5年間における兼六中学からの泉丘高校+二水高校への合格者数平均は41.6人、2023年も24人合格しているので、40位以内であれば、合格可能性は高いと言えます。
- 二水高校ボーダーライン 55位以内
55位=347点前後
2023年の泉丘+二水への合格合格率が21.2%。
今年の人数に換算すると、59位以内の子が泉丘、二水に合格している計算になります。
もちろん、年によって変わりますが、毎年約20%は泉丘、二水に合格しています。
ですので、55~60位がボーダーラインとなりそうです。
- 桜丘ボーダーライン 80位以内
80位=310点前後
2023年度の泉丘+二水+桜丘合格者数が81名。
割合では30%ほど。
年によっておそらく25~30%ほどを推移することになるかと思います。
ですので、80位を桜丘のボーダーラインとしました。
桜丘を目指すのであれば、今回のテストで300点以上はほしいところです。
最後に。
この分析はあくまで現時点での分析です。
最初にも述べましたが、合格を保証するものでは決してありません。
今からの頑張り次第では十分に挽回できますし、逆に油断しているとあっという間に転げ落ちます。
あくまで基準として、見てもらえれば、と思います。
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