こんにちは。質問大好き、もりの里校教室長の村山です。
今週から来週にかけて、ほとんどの中学校で期末テストが行われますね。
また、中3生は今週末に石川県総合模試が行わわれます。
忙しくなってきますが、頑張っていきましょう。
今日は作文、特に入試にも必出の、200字程度の作文について書いていきます。
今週末の模試にも必ず出題されますね。
細かな指導内容は色々とありますが、今日はやってはいけないけどよくあるミス、「テーマのずれ」について説明します。
「テーマがずれる?さすがにそんな作文は書かないよ。」
「いくら慣れてなくても、中学生なんだしそんなミスしないでしょ。」
・・・と思っているそこのあなた。
甘いです。
作文の添削はたくさんしてきましたが、泉丘高校や二水高校、金大附属高校に合格した子でも、始めのうちはテーマのずれた作文を書いてくることが多々見られました。
例えば、「あなたにとって海とはどういうものですか?」というテーマの作文があったとします。
ある生徒は以下のように書きました。
私にとって海とは、家族との思い出がよみがえる大切な場所だ。幼いころ、~(中略)~。だが、昨今では、海洋汚染など様々な問題が生じている。海を守るために、1人1人が行動を改める必要があると私は考える。
これ、提示されたテーマと違うのはお気づきですか?
あなたにとっての海とは、というテーマなのに、「1人1人が~」というように、大きなテーマでまとまってしまっています。
こうなってしまうと、途中どんなにうまくかけていても0点です。
途中点すら当たらなくなってしまうので、やってはいけないミスなのです。
ちょっと極端な例に見えたかもしれませんが、このようなテーマのずれは、本当によく見かけます。
では、どうすれば防ぐことができるのか。
それは書くことを絞ることです。
200字という文字量は、多いように見えてかなり少ないです。
基本的には、1つの事に絞って書くのが望ましいです。
上の例でも
・家族との思い出
・環境問題
と2つの事に触れて書こうとしていますね。
そうなると200字ではあっという間に文字数オーバーしてしまいます。
ですので、1つの事に絞って書いた方がきれいにまとまりやすいのです。
今週末の模試の作文でも、1つ意識していきましょうね。
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