好きな戦国武将は、毛利元就!
こんにちは。maru塾の原谷です。
始めに少し、ランニングのお話を。
みなさんに問題です。
ランニング初心者にとって、練習(ランニング)をするときに目標にするとよいのは、次のうちどれでしょうか。
①距離目標(今日は○キロ走るぞ!)
②時間目標(今日は○分走るぞ!)
③ペース目標(今日はキロ○分で走るぞ!)
正解は…
②の時間目標です。
今日は30分走るぞ!そこで折り返して、ウォーキングで帰るぞ!といった目標を決めて走るのが、初心者にオススメの練習法です。
なぜ、時間目標を決めるのがオススメなのか。
時間目標の練習法には、やる気が自然と湧いてくる、長続きする秘密が隠されています。
まず、距離目標の場合、「○キロ走らなければならない」というノルマが発生します。
このノルマを守ろうとする強い意志があれば練習として成立しますが、初心者の間はそれを達成することが難しい場合が多いです。
途中であきらめてしまうと、「あぁ、自分って、ダメな奴だな…」とネガティブになり、ランニング自体を辞めてしまうことに繋がりかねません。
時間目標の場合、自分の意志や進捗に関わらず、時間制限による終わりがあります。
そして、その時間の中で走れる距離は、毎回の自分のペースによって変わります。
つまり、”決められた時間でどこまで行けるか”という”ゲーム要素”があるのです。
人間は、”ゲーム要素”があると、途端にやる気が出ます。
「今日はここまで来れた!次はあそこまで行きたい!」と、次の目標も立てやすくなります。
しかも、帰りはゆっくり歩いて帰ればよいのですから、これまた初心者に優しい練習法、と言えるのです。
この、「決められた時間でどれだけできるか」という”ゲーム要素”。
これをお子さんの勉強に取り入れることができれば、お子さんの勉強の質が格段に向上します。
例えば。
・「今日はここまでやろうね。」
⇒「今日は1時間で何問解けるかな?終わったら数えよう!」
・「この漢字テスト、100点満点目指してやろうね。」
⇒「この漢字テスト、答えと同じ漢字を使った熟語を書くごとに2点追加するよ!漢和辞典も使ってOK!何点獲れるかな?」
といった具合に、時間目標と”ゲーム要素”を意識して取り組むと、お子さんの学習意欲がモリモリ湧いてきます。子どもはみんな、ゲームが好き。勉強もゲームにしてあげることが、重要なポイントになります。
長くてダラダラしがちな夏休み。
お子さんの勉強を”ゲーム”に変えて、お家の人も参加して、やる気いっぱい、長続きする勉強に変えてみてはいかがでしょうか。
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