【児玉】習慣の違い

こんにちは、児玉です。

「日本の常識は世界の非常識」などと、日本では当たり前のことが、他国では少し違っていたり、あるいは極端な場合は真逆であったりしますよね。
そういう事の中から、他国では良くないとされていることで、最近知ったいくつかの事柄を紹介します。

■ノルウェー
・自宅にお客さんがいる間はお皿を洗わない
日本では、親しい間柄のお客さんを食事に招いたのであれば、その食後にお皿を洗ってしまうということもありそうですね。
でも、ノルウェーでは、どんな間柄であってもそれは禁忌だそうです。
お皿を洗うということは「もう帰って欲しい」という意味になってしまうそうで、なるほど、これは日本であっても少し理解できそうな気がします。
それ程の効果はないでしょうが、日本には「箒を逆さまに立てかける」という、訪問客に早く帰って欲しいときのおまじないがありますが、さすがにお客さんがいるときに後かたづけを始めれば、その気持ちが伝わることでしょう。
皿を洗う行為は、ノルウェーではあからさまな共通メーッセージになっているのでしょうね。

■中国
・時計を贈り物にしてはいけない。
日本では、時計、特に腕時計をプレゼントすることはよくありそうですが、中国ではダメだそうです。
中国語で時計を送ることを「送种」(そうしゅう)と言うらしいのですが、この音が、生涯を終えるという意味の「送終」の音に似ているのだそうです。
ですから、時計を送るということは、相手との関係を終わらせるという意味になってしまうことがあるそうです。
昨今、国内にも多くの中国の方がいらっしゃいますので、これは要注意ですね。

■インド
・ペットボトルには口をつけない
インドでは水は共有物であるという考えがあり、衛生のためにペットボトルに口をつけて飲まないというマナーが生まれたそうです。
気温が高いインドでは、口をつけて飲むと雑菌の繁殖が早いため、このマナーが広まったとか。
また、公共の場に置いた水は公共物になるので、例えば公園のベンチにペットボトルの水を置くと、見知らぬ人がその水を飲んでもしかたがないそうです。

■ブラジル
・サッカーの試合があるときは仕事をしてはいけない
ブラジルでは、サッカーは国民の生活に深く根付いています。そのため、サッカーの試合があるときは、多くの人が仕事を休んで試合を見ます。特に、ブラジル代表チームが試合をするときは、全国民が熱狂します。
ただし、さすがにすべての人が仕事を休んで試合を見るわけではありません。一部の人は、仕事が忙しくて試合を見られないこともあるでしょうし。
最終的に、サッカーの試合があるときは仕事を休むかどうかは、個人の判断に委ねられているようです。

まだまだたくさんの事例があると思いますが、今日はここまでとします。

それでは、また。

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