こんにちは。質問大好き、もりの里校の村山です。
語彙力の不足。
読解力UPのうえでは、避けては通れない問題です。
ことわざ、慣用句、擬態語、擬声語、四字熟語などなど・・・
もちろん、覚えてしまえばいいのですが、なかなかそういうわけにはいかないことも。
お母さんの目から見ても、「そんな言葉も分からないの?!」と思われる機会もあるかと思います。
そういうお母さんたちに1つアドバイスを。
まずはざっくりとプラスマイナスどちらの言葉なのか、ということを抑えましょう。
プラスの言葉、すなわち肯定的に使われる言葉、誉め言葉とでもいえばいいでしょうか。
逆にマイナスの言葉は、否定的な意味でつかわれることが多い言葉ですね。
それを抑えることは、主に選択問題で効果を発揮します。
例題を1つ。実際に国語添削で使っているテキストからの抜粋です。
以下の文章中の()に当てはまる言葉を選んでください。
たとえば漱石の「吾輩は猫である」を、すじだけで語ってしまったら、作者が実際に力を入れたところを、きれいに無視するのだから、ずいぶん()な楽しみしか味わえないだろう。(須賀敦子「塩一トンの読書」より)
()に当てはまるのは、次のうちどれでしょうか?
1、冷静な 2、大胆な 3、貧弱な 4、繊細な
・・・どうでしょうか?
正解は3番。文脈や言葉の意味を知っていれば、そう難しくはないと思います。
ただ、意味を知らないと、何が入るかはさっぱりわからないわけです。
ですが、プラスマイナスだけでも知っていたら、この問題は解くことができます。
「~語ってしまったら、~しか味わえないだろう。」という部分に注目してもらえれば、プラスの言葉は入りそうにありません。
そして、この選択肢のうち、1、2、4、はプラスの意味、誉め言葉として使われることが多いはずです。
唯一、3番だけマイナスの意味になります。
それぞれ、例文を書いてみると、
1、あの人はいつでも冷静だ
2、大胆に行動する。
3、貧弱、貧弱ゥ!
4、繊細な技術。
みたいな感じで使われますね。
3番は、分かる人にはわかるセリフだと思いますが、どう見ても悪口、マイナスの言葉ですね。
ということで、このかっこに入るのは3番しかありえないのです。
このように、プラスマイナスだけでも頭に入れておくと、悩む時間が少なくて済みます。
文脈から、選択肢をすぐに絞ることができますし、例題のように、そのまま正解につながることも少なくないです。
ただもちろん、最初に述べたように、言葉の意味を覚えておくに越したことはないです。
「貧弱、貧弱ゥ!」と言いたくなるような語彙力では、設問近くの文章を読むのもままなりませんからね。
普段見慣れない言葉、使わない語句を知る足掛かりとして、まずはプラスマイナスどちらの言葉なのか、考えていきましょう。
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