【社会】資料集マニアになろう

勉強法

「どうすれば社会が得意になりますか?」

そんな質問を生徒から受けました。

うむ、あなたは既に90点ほど取っていますが、さらに上を、ということでしょうか?

ということで、

社会を80点にする勉強法

社会を100点に近づける勉強法


について書きます。

タイトルで若干ネタバレしておりますが・・・





まず、社会を80点以上にするには。

学校授業の復習で学校のワークをやることです。

maru塾の教室であれば100問プリントをやることです。





「えー、しっかり覚えてから問題解きたいよー」





ノンノン、違います。

覚えていなくても問題を解くのです。

人の脳は間違えたら覚えるようになっています。

仕事で失敗したり、ミスして叱られたりしたことって、いつまでも覚えていませんか?

なので暗記は、積極的に間違えることで覚えられます

間違えるために、覚えていないうちから学校の問題集をやりましょう。

100問プリントは問題数が沢山ありますので、沢山間違えることができておススメです。

ただし、学校授業の復習で解くことです。

一度授業で学んだことを間違えることで、その間違いの意義が生まれます。





ですから、80点にしたい子のNG勉強は、ノートまとめです。

ノートまとめ、つまり教科書からノートに写すだけの作業です。

間違える経験を踏めないので、暗記できません。





次に、社会を100点に近づけるための勉強法

これはタイトルにもなっていますね。

資料集マニアになるくらいに資料集を見まくるのです。





資料集は、教科書に載っていない内容まで書いてあります。

ですから、テストに出ないものまで書かれています。

「え、テストに出ないなら意味ないじゃん!!」

いえ、意味はあるのです。

資料集は知識を深化させるために使うのです。





教科書は、誰が読んでも理解できるよう書かれています。

つまり、そこまで深い話が書いてありません。

でも、難しい記述問題は、例えば歴史なら時代の変遷における因果関係とか、公民なら一般社会における実用性とか、地理なら気候と地形の相互影響とか、そのあたりまで深く理解していると答えやすいものがあります。

しかし、教科書や学校のワークでは、このあたりが足りません。

そこで、資料集なのです。





以前、金大附属小学校→金大附属中学→金大附属高校→東京大学、という生徒がいました。

この子は、どの先生よりも社会が詳しい子でした。

学校のテストも毎回ほぼ100点。

例にもれず資料集マニアでした。

鶏が先か、卵が先か、みたいな論争になりそうですが、社会を安定して100点近く取る子たちの行き着く先は「資料集マニア」なのは間違いありません





・・・・・・更に上???

100点を当たり前にするレベルになりたい???

資料集マニアを超えるとなると、大学の図書館で歴史書とか古文書とかを見るくらいしか・・・笑

あとは、大学受験の勉強をしてしまうですね。

日本史、特に、これは意外かもしれませんが、平安時代が面白い(ドロドロしていて全然平安ではないです、この時代は)。

コメント