【金大附属高校入試1日目】【県内最速で分析】国語入試の分析

金大附属高校受験

再び金大附属高校入試分析なら村山です。

1日目の科目、最後は国語です!!

私の母校なのですが・・・なんか福沢諭吉が多めなのはなぜ・・・・・?




大問1 
福沢諭吉「学問のすゝめ」からの出題。古文に近いが、古文の知識は必要ない。問4の、
話の内容に即して図の分類をする問題は、かなり特徴的。



大問2 
三浦綾子「塩狩峠」からの出題。明治時代を舞台にした物語文。大問3の、間違い探しのよ
うな選択肢問題は附属の入試でよく見かける。そのほかの問題も、選択肢をよく読み、不正解の選択肢をいかに見極めるか、ということが必要。

大問2 問7
絹川友梨「インプロゲーム」より。この文章と先ほどの「塩狩峠」を関連づけての作文。一見書きづらそうだが、おそらく正解がある程度決まっている分、書き始めたら迷わなくて済む作文なのでは、と思う。



大問3 
小浜逸郎「福沢諭吉 しなやかな日本精神」より。問3、問4の記述はそれぞれ、「どうして~したのか」「どのようなことを~考えたのか」という問い方な分、書きやすい記述なのでは、と思う。最後の選択肢問題は、注意が必要。





大問2問7以外の3つはすべて「学問のすゝめ」に関連した文章からの出題であった。
古文らしい問題がなかったのは新傾向なのか、たまたまなのか。
記述問題は、作文を除いて字数制限がない。そのため、どこまで書くのか、ということは正確に判断する必要がある。
選択肢問題は相変わらず厄介な印象。選択肢そのものが長いので、素早く、正確に読み取る必要があったように思う。大学入試の共通テストやセンター試験に近い印象を受ける

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