本日も金大附属高校入試分析の村山が書かせていただきます。
2日目の数学、分析します。
大問1
小問集合。去年と比べて問題数は少し減った。
(1)根号の入った計算。
(2)二次方程式
(3)根号
(4)確率
(5)データの問題、四分位範囲
すべて落としたくはない問題。気を付ければ、そこまで難しい問題はないはず。
ここ2年、四分位範囲の問題が出題されているので、対策が必要か。
大問2
連立方程式。
少し複雑で、何をx、yと置こうか迷いそうだが、これもしっかり正解しておきたい。
大問3
関数と図形。
(1)の座標を求める問題、(2)の直線の式を求める問題は確実に正解しておきたい。(3)はやや難しいが、類問もよく見かけるので、慣れているなら十分に解けるはず。数学に自信があるなら、しっかり解けるようにしておきたい。
大問4
平面図形。
例年通り、円が絡む問題。(1)、(2)の証明はそこまで難しくない。(3)の難易度は高く、飛ばしてもよい問題。
大問5
立体の平面図の問題。
イメージがかなり難しい。(2)と(3)に関しては、解けなくてもよい問題。
平面図形や立体図形の問題が難しいのは変わらないが、連立方程式、関数、小問集合はそこまで難易度が高くないように感じた。
ずば抜けて数学ができる子以外は、あまり差はつかないだろう。
解ける問題を取りこぼさずに、確実に解くことが必要。
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