楽することを諦める

こんにちは、村山です。

5月も終盤。いよいよ中間テスト直前です。

もりの里校でも、多くの子が夜遅くまで頑張っています。

たくさんのプリントをこなし、ワークを何度も繰り返し、テストに備えています。

さて、今日は一部の子にとっては耳の痛い話をします。

時々、成績の上がらない子の中に、勉強法が分からない、と言っている子がいます。

面談でも、我が子に勉強の仕方を教えてあげてほしい、とおっしゃるお母さんもいます。

そういう子は、本当に勉強の仕方が分かっていないわけではないはずです。

ただ、やるのが面倒なのです。

楽をしたいのです。

何とか楽できないか。

できれば面倒なことはやりたくない。

だけど、面倒なんて馬鹿正直に言ったら怒られるに決まってる。

そこで、「やり方が分からない」とごまかすのです。

「やり方が分からない」は、「もっと楽したい」ということです。

かくいう私も、面倒臭がりです(笑)

何とか楽できないか、とそればかり考えていました。

ですが受験期はその考えを捨て、とにかくたくさんの問題を解きました。

質より量。

楽をすることを諦め、ひたすらに演習を続けました。

結果、成績は上がり、志望校にも合格できました。

そういう経験があったから、思います。

まずは手を動かせ、と。

方法を迷う暇があるなら、その時間を、問題を解くことに充てろ、と。

ある目的地に向かうとき。

どの道が1番近道だろうか?と悩むだけで進まない人はいませんよね?

とりあえず、歩き始めるはずです。

勉強も同じです。

楽な方法を探すことは一度諦め、まずは机に向かうのです。

そうすれば、必ず成績は上がります。

目的地に向かって進み続けてさえいれば、必ずたどり着くように。

楽をあきらめることこそが、成績を上げる第一歩です。

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