記述の書き方に気を付けよう

こんにちは、村山です。

中学校では今年度最初の定期テストも終わり、結果も返却されたころだと思います。

結果が出そろったら、ブログでも高得点自慢をさせてもらおうと思います(笑)

さて、今日は記述問題でお子さんがよくやってしまいがちなミスについて、書いていきます。

それは話し言葉を記述問題で使ってしまうこと。

例えば、お子さんがこんな回答をしている答案を見た覚えはありませんか?

 ・~は〇〇だし、××だと思っている。

 ・問題なのは△△じゃなく、□□だということ。

 ・○○とは××だ。なので、△△~

 ・いろんな本がいっぱいある

 ・あの子は公園で遊んだりしている。

 ・○○は××だ。なぜなら~である。

上記の表現は、私も記述問題の添削をする際によく見かけます。

それぞれ、どこがダメか気付けましたか?

ぜひ、お子さんと一緒に考えてみてください。

分かりましたか?

それでは、答え合わせです。

・~は〇〇だ、××だと思っている。

・問題なのは△△じゃなく、□□だということ。

・○○とは××だ。なので、△△~

いろんな本がいっぱいある

上の4つは、赤線部分が口語表現、つまり話し言葉です。

記述問題や作文では、こういった言葉は避けましょう。

ただし、「文章中の言葉を用いて書きなさい」と指示がある場合はこの限りではありません。

・あの子は公園で遊んだりしている。

「~たり」は、「笑ったり、怒ったり」のように、必ず繰り返して使わないといけません。

単独で使うことはできないので注意しましょう。

例文のような場合は、「~たり」は使わずに書きましょう。

作文添削の際、多く見かける間違いの1つです。

・○○は××だ。なぜなら~である

これは作文の際にやってしまいがちなミスです。

「なぜなら~」のあとは、必ず「~からだ」で終わらないといけません。

いわゆる呼応表現と呼ばれるものです。

他には

「たぶん~だろう」

「まるで~のよう」

「全く~ない」

等々。

私もうっかり間違えてしまうときもあります。

こういった間違いは、自分では気づきにくいものです。

指摘されて初めて、「そうだったのか!」と理解することも多いでしょう。

テストで出ないようにするためには、お子さんの書いた文章を読んであげることも大事です。

もし、お子さんの記述が心配であれば、ぜひmaru塾にお任せください。

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