村山的読書観

こんにちは。村山です。

今日は私の読書観について。私の感覚の元で話すので、参考程度に。

まず、点数を上げるだけなら読書量は関係ありません。
語彙力や読解力の向上が必要です。

じゃあ、読書することは、国語という科目に対して、どういう影意味があるのか。

私は、活字に慣れることだと思っています。
今まで文章をまともに読んでこなかった子が、いきなり活字だらけの文章題を解け、と言われても絶対解けません。
活字だらけの文章に対する抵抗感、壁は最初誰もが感じると思っています。
その壁を取っ払うのが、読書です。

ですが、いきなり難解な文章を読むこともしんどいです。
そこで、私がおススメするのは、マンガやアニメのノベライズを読むこと。
好きな映画やドラマの原作小説でもいいです。

なぜかというと、こういうものはすでにストーリ―や登場人物のイメージが頭にあるので、場面の想像がしやすいからです。
「ああ、この場面はアニメの○○話のあたりだな」
とか
「これ、映画のこの場面か~」
とか、すでに映像などで頭に残っている分、すらすら読めるはずです。

また、すでに場面を知っているからこそ、知らない表現、言葉でも理解できる、ということもあります。
じっくり読んでいけば、いくつか知らない表現も出てくると思いますが、すでにイメージができていることで、逆にその知らない表現、言葉が理解できる、ということもあります。

私自身、小中学生の時は、よく親が本を買ってきてくれたのですが、最初はなかなか読む気になれませんでした。
そんな時、読んでみたのが当時好きなマンガのノベライズです。
スラスラ読めて、活字にも慣れたことで、他の本も読んでみようという気になりました。

本を読んでほしいのに読んでくれない子を持つお母さん。
まずはそういったノベライズ物から読んでもらうのはいかがでしょうか?
勉強のためにはならないかもしれませんが、読書の足掛かりにはなってくれると思います。

コメント