芸術、哲学分野の説明文は要注意!

こんにちは、村山です。

本日から冬期講習です。
雪にも負けず、たくさんの子が来ています。

中3生は受験前最後の長期休み。
冬休みが明ければ、第2回統一テスト、そして私立入試、国立入試、公立入試が待っています。
この冬、全力で頑張って、必ず力を付けましょう。

今日は先日返却した、第6回総合模試の」国語について書いていきます。

今回の国語の平均点は53.4点。

前回が60.4点なので、7点下がったことになります。

ちょっとこの原因と思われることも少し書いていきますね。

ちなみに、泉丘高校志望者での平均点との逆転現象は、社会で起きていました。

やはり、理科社会に比べて国語が苦手な子が多い、というのは間違ってないかと思われます。

さて、平均が下がった原因について、私なりの見解を書かせていただきます。

今回、2つの長文の構成が説明文、随筆文でした。

このうち、説明文が芸術分野について書かれたものでした。

おそらく、平均点が下がった原因が、この説明文です。

こういった芸術や哲学を題材とした文章は、苦手な子が多い印象です。
maru塾の生徒も、今回はこの説明文にやられた、という子が多かったです。

普段の国語読解授業でも、そういうテーマの文章になると、とたんに正答率が下がります。

設問自体はそこまで難しいものではなかったと感じます。

50字、70字の記述が2題ありましたが、どちらも傍線部近くに答えがあります。
ですので、答えを探すのには苦労しなかったのではないかと思います。

問題は取捨選択です。

芸術や哲学といったテーマは普段馴染みがないだけに、内容を十分に理解できないことがよくあります。

結果、事実と筆者の意見を分けることができずに、求められている答えと違うことを書いてしまう。
そんな解答をよく見ます。

今回の模試で、大問2があまり取れてなかった子は、この冬である程度慣れておくことが必要かと思います。

入試では、どの分野の文章が出題されるか分かりません。

いろんなジャンルの文章題を解いて、慣れていきましょう。

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