統一テスト国語は時間配分に注意!

こんにちは。質問大好き、もりの里校の村山です。
金曜日に、統一テスト数学の傾向を書きました。
それの続きとして、今日は国語の傾向を。
こちらもあくまで私なりの分析なので、ご了承ください。

前回の数学同様、入試との相違点を項目ごとに分けて書いていきますね。

①作文問題がない
入試や模試ではおなじみの、200字程度の作文問題が、統一テストでは出題されません。
これは1月の第2回テストでも同じです。
その分他の問題に時間をかけることができますが、これには注意が必要です。

②文章題の問題量が多い
文章題は説明文、物語文が1題ずつ出題されます。
入試では各文章題ごとに6~7問なのに対し、統一テストでは9~11問出題されます。
ですので、この文章題2つでかなり時間を使ってしまうことが多いです。
中学校によっては過去問を宿題として渡してくれるのですが、その過去問を生徒にやってもらうと、時間が足りなくなったという声がよく聞かれました。
統一テストに限ったことではないですが、時間配分には要注意です。

③文法、語彙問題などが比較的多い
統一テストでは、入試と比べて文法等の問題が多くなるのも特徴です。
去年度の第1回統一テストと入試を比べると、

文法問題
統一テスト・・・3問
入試   ・・・0問

語彙・漢字(大問1の読み、書きの問題を除く)の問題
統一テスト・・・3問
入試   ・・・2問

といったところです。
文法問題は、記号問題だけでなく、品詞の抜き出し、活用の種類や活用形を答える問題など、きちんとした文法の知識が問われる問題が中心です。
文法や漢字の熟語など、あやふやな子が多いと思います。
改めて、しっかり確認を。
中学1、2年生なら、日頃からこういった国語の基礎的な知識を蓄えておくことも大事です。
分からない言葉は逐一調べる癖をつけていきたいところです。

過去5年間の平均では、唯一50点代を切っているのが国語です。
今年のテストでもそれ相応の難易度が予想されますので、覚悟しておきましょう。
学校で過去問をもらえたのなら、一度50分計りながらやってみましょう。
まずは、時間配分を確認するところからです。
可能なら、大問ごとに目標時間を設定しておくのも手です。
残りちょうど2週間、できる対策は確実にしておきましょうね。

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