国語の設問「始めと終わりの5文字を抜き出しなさい」は2パターンあり。要注意点1つ!

国語の勉強法

始めと終わりの5文字を書きぬく設問は、以下の2パターンの問われ方をします。





「文章中から探し、始めと終わりの5文字を抜き出しなさい。」

「文章中から一文を探し、始めと終わりの5文字を抜き出しなさい」






違い、分かりますか?

もう一度、分かりやすくするために違うところを赤で書きます。

「文章中から探し、始めと終わりの5文字を抜き出しなさい。」

「文章中から一文を探し、始めと終わりの5文字を抜き出しなさい」


そう、「一文」という文言です。





「だからどうした」と言われそうです。

が、この「一文」という文言があるだけで、答え方が180度・・・は言い過ぎですが45度ほど変わるのです。





まず、後者の「一文」の場合。

一文」を抜き出すのですから、「終わりの5文字」は「。」で終わらないといけません

しかし、この春期講習に行った解答用紙を見ると、「。」の抜けている解答がなんと多いこと・・・

一方、前者の場合。

文の途中で答えの該当箇所が終わっている場合が多いので、「。」で終わることはありません。

色々なパターンがありますが、前者は名詞で後ろの5文字が終わることが多いです。





とても細かい指摘かもしれません。

が、今回の指摘は大きく分類すると、設問を正しく理解するということです。

他のパターンも含め、正しく設問を理解している子が少ないです。

これは、学校のテストで450点以上を楽々とっている子にも見受けられます

設問を正しく理解できないと、正しく解答することができません。

ケアレスミスという軽い言葉で済ませないでください。

細部にわたる設問理解が、正しい解答を導きます。

maru塾講師は、こういう細かいところも見逃しませんからね。

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