【国語】選択問題で間違えてしまうパターンとその防止策

勉強法

こんにちは、児玉です。

国語読解問題の丸付け・添削をしていると、選択肢が4つ、正解が1つというタイプの選択問題では、2つまでは絞り込めているけれど、結局、その2つの内の間違いの方を選んでしまっているというパターンが多いことに気付きます。

選択問題の添削・解説をするときは、明らかに間違っている選択肢の番号と、その間違っている箇所に線を引いて、赤ペンで☓(バツ)を付けているのですが、さすがに☓の付いた選択肢を選んでいる生徒は少ないです。
しかし、残りの「正しそうな」2つの内から、「本当に正しい」ものを選べず、不正解となっていることが多いのです。

これにはいろいろな原因が考えられますが、消去法のみに頼っているということもありそうです。
消去法は、明らかに正解ではない選択肢をふるい落とすことは可能ですが、正解だけを残せないこともあります。
消去法だけではどうしても怪しいものが残ってしまいがちですので、その場合、「正しいものを選ぶ力」、言い換えると、「正しい読解力」が無ければ、まんまと出題者の罠に嵌ってしまいます。
つまり、選択問題の演習では、「間違い探しの練習」ばかりをしていてはいけないということです。

では、どうするか?

それは、「選択肢が正しい理由を考える」という習慣を持つことです。
なぜなら、その選択肢を正解とする明確な理由を見つけられていないのに、もっと言うと、ちゃんと読解できていないのに、「何となく正しいような気がする」という根拠に乏しい理由で、正解ではない方を選んでしまっているケースが多いように思うからです。
あるいは、問題文とは無関係に、自分の知識や主観を根拠としてしまっているなどです。

設問文と選択肢の間には、「この選択肢が正解である」という「因果関係」が必ず存在します。
その因果関係を見つけることこそ、選択問題で正解するということに他なりません。
そして、その因果関係に問題文が大きく介在しているわけです。

では、具体的にどうするのか?

まず、問題文を読んだうえで設問文をしっかり読み込むことです。
当たり前ですね。
その当たり前のことをきちんとして、選択肢の文章を、「何が」「何に」「どうだ」という点について、

・選択肢どうしで、どこが同じなのか
・選択肢どうしで、どこが違っているのか
・どこが問題文と異なっているのか

ということを、問題文と異なっているところには☓、合っているところは◯、曖昧だと思うなら△などの印をつけ、問題文を根拠にして、各選択肢を取捨選択します。
取捨の「捨」は消去に当たりますから、消去法も併用です。
そして、肝心の「取」においては、正しいと確信できる根拠を必ず問題文中で探し当てなければなりません。

これを習慣とし、選択問題を解く練習を積むことで、正しい選択肢を選べるようになっていきます。
あるいは練習と言うより、訓練と呼んだほうが良いかもしれませんね。

更に言うと、問題文も設問も選択肢の文章も、鉛筆で書き込んだ印だらけにして解きましょう。
個人的にではありますが、ほとんど線も印も書いてない綺麗な演習問題の紙面は、根拠無しに選んだ証左にしか見えません。

それでは、また。

(注)
読解問題中の物語や論説文の本文を「問題文」と、選択問題の文章を「設問文」と表しています。

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