こんにちは、村山です。
昨今、数学をメインに指導する塾がたくさんあります。
実際、数学だけは塾に通わせているというお母さん、多いのではないでしょうか。
特に中学生にとって、確かに数学は大事です。
少しでも分からないところがあると、全然授業についていけなくなります。
ですが、数学においても根底にあるのは国語です。
今日はそのことについて、書いていこうと思います。
国語指導についてのページで、「読解力がなければ、数学の力を使うスタートラインに立てない」と書きました。
逆に言えば、読解力があれば、数学の力はある程度でいいと思います。
特に公立高校入試でいう、大問2、3、4。
方程式、関数、確率や規則性が出題される大問です。
加えて、計算過程を書かせる問題でもあります。
苦手と感じる子も多い単元です。
しかし、これらが苦手、という子でも、計算ができないという子はあまり見たことがないです。
多くの子は文章題でつまづき、苦手意識を感じているのではないでしょうか。
これらの分野は、文章を読んで得られた情報をいかにして式にするか、ということが大事です。
式さえ立てられたら、あとは計算するだけです。
つまり、読解さえできれば解ける可能性がグッと高まります。
数学ばかりやっても、点数はいずれ伸び悩みます。
国語、特に読解に苦手意識があるなら、まずは国語を。
遠回りのようで、案外近道になるかもしれません。
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