国語、記述の型を覚えろ!

国語の記述問題。

「なぜですか?」と聞かれたら、「~だから。」と答える。

「どんな様子ですか?」「どんな気持ちですか?」と聞かれたら、「~な様子。」「~な気持ち。」と答える。

記述問題には、型があります。

型から学ばないといけないのです。





なのにですよ!

なのに!!

「型とかそんなことは気にせずに、君が思ったことを自由に表現する、それが記述問題なんだよ。」

とか言う塾などの先生とか!!!

なんでやねん!!

なんでや!!

型をまず学ばせぇっちゅうねん!!!

自由すぎると逆に書けんねや!!!





「A君の考えとB君の考えの違いが分かるように、2人の考え方を書きなさい。」

みたいな、比較記述問題と私は呼んでますけれどね。

自由に書かせたら、かちゃかちゃになりますよ。

ここで型を教えて、

「比較記述の場合は、『A君の考えは○○だが、B君の考えは□□である。』のように逆接でつなぐか、または『A君は○○と考える一方、B君は□□と考える。』というふうに『一方』って言葉を使うといいよ。」

と、ちょっと教えてあげれば書けるようになるのです。





これをですね。

やれ「型にはめては子どもたちがかわいそうだ」とか。

やれ「子どもたちを型にはめて個性を殺すのか」とか。

違う!!!

まず、型を教えて、型通りに書けるようになってからですよ、応用して自己流で書けるようになるのは!!

型があってこその応用やっちゅうねん!!

はー、はー、はー。

ちょっと興奮しすぎました。





型があってこその応用。





歌舞伎にも、守破離という言葉があります。

まず型を守ってから、型を破り、型から離れて自己流を作り出す、という言葉です。

だから、まず型ありきなのです。

型を徹底的に守ってこそ、その後の応用につながるのです。

歌舞伎やその他の芸能だけではありませんよ、勉強だってそうですよ。

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