【国語】紙の辞書を引くことの重要性

国語の勉強法

maru塾三口新町校には現在、国語辞典が10冊以上あります。

そのなかには、大辞典と呼ばれる、複数巻に及ぶものもあります。

激重です・・・(^^;)





これらはもちろん、お子さんが国語の読解問題をしていて、意味が分からない言葉の意味を、自分で引くために揃えております。

しかし、何故、紙の辞書を引く必要があるのでしょうか

先生に聞けばいいじゃないですか。

電子辞書でもいいじゃないですか。

ネットで検索すればいいじゃないですか。

何故、旧時代的で、手間もかかる、しかも重い、そんな紙の辞書を引く必要が・・・





と、重たい紙の辞書を引くのが億劫に感じるあなたに、紙の辞書のメリットを4つ、紹介します。

これを読めば、きっとあなたも紙の辞書を使いたくなるでしょう。





◎紙の辞書のメリット① 

類義語・対義語などを見ることで語彙の理解が深まる

ネットで検索すれば、すぐに言葉の意味は分かります。が、これではすぐに忘れます。しかし、紙の辞書を引くと、否応にその関連項目まで目に入ってきます。類義語や対義語、用法まで学べます。例えば類義語。最初は意味の分からなかった言葉も、別の表現を見ることで分かるようになることがあります。これが「語彙の理解が深まる」ということです。

「いやいや、そんなところまで目を通さないよ」

というそこのアナタ。是非、調べた言葉の解説を、最後まで読んでみましょう。不思議と、苦ではないはずです。なぜなら、時間と労力をかけて辞書を引き、お目当ての言葉に辿り着いた喜びから、「せっかくだからその言葉についてもっと知りたい!」そんな欲求が自然と湧いてくることでしょう、きっと。





◎紙の辞書のメリット②

同音・同訓・似た音の語彙も身につく

紙の辞書を引いたとき、目に入ってくるのはお目当ての言葉だけではありません。その並びにある、同音異義語、同訓異字語、一字違いの言葉なども、自然と視界に入ってきます。人間は不思議なもので、お目当てのモノでないものほど、気になってしまうものなんですよね。スラックスを買いに出かけたはずなのに、いつの間にかジーンズを選んでいる、そんな感じです。

ですが、これこそが紙の辞書の魅力。調べようと思った言葉以外も、どんどん自分の中に入ってきます。気になって、また調べる。この連鎖によって、多種多様な語彙が内側に形成されていくのです。





◎紙の辞書のメリット③ 

筋力がつく

言わずもがな、紙の辞書は重い。ということは、それを常に使うことで、握力、腕力、体幹が鍛えられる。語彙力だけでなく、筋力も鍛えられる。まさに、一石二鳥。以上。異論は認めません。





◎紙の辞書のメリット④

いざというときの盾と矛になる

言わずもがな、紙の辞書は厚い。ということは、いざというときに、刃物や銃弾を防ぐ盾になる。そして、紙の辞書は四角い。ということは、いざというときに、不審者を撃退する武器になる。まさに、一石二鳥。以上。異論は認めません。





いかがでしょうか。

紙の辞書には、魅力がたくさん詰まっています。

みなさんもぜひ、国語力、語彙力、筋力(?)、そして自己防衛力(?)をつけたかったら、紙の辞書をどんどん引きましょう!

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