国語の作文の問題。
苦手な子は「~と思います。」「~と感じました。」「~と考えます。」と、自分の意見をとにかくドンドン書く子が多い。
意見を書くことは良いのですが、足りません。
意見だけの作文は、薄っぺらく感じます。
では、何が足りなかったのか。
なぜ、そう思ったのか。
なぜ、そう感じたのか。
なぜ、そう考えたのか。
理由、根拠。
これらがないから薄っぺらいのです。
意見を書くだけなら、ただの感想文です。
感想文を、入試作文や小論文にまでレベルアップさせるには。
その意見を持つに至った理由や根拠を書くのです。
例を書きますね。
「戦争は、良いか悪いか」
(ダメな例)
戦争は悪いことだ。人を殺すことは悪いことだと思う。戦争したくないのに、戦争に巻き込まれた一般の人々はかわいそうだ。戦争で幸せになる人は誰もいないと思う。戦争したいという人は、自分のことしか考えていないと感じる。
(いい例)
戦争は悪いことだ。先日、テレビで戦場の様子を見た。戦争に関係ない一般市民が多く殺されたそうだ。一方で、戦争を起こした国のリーダーは、領土獲得のことを誇らしげに語っていた。これらの様子を見て、怒りを感じた。
即席なのでちょっとアレですが・・・
詳しく根拠や理由を書くと、ちょっと厚みが増したかと思います。
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