タイトルの言葉。
子どもも大人も言う人がいますよね。
子どもが言うのは、まだ理解できるのです。
子どもは勉強したくないですからね。
勉強から逃れる方便を欲しますよね。
問題は、こういう発言をする大人です。
そんな大人には「お前はバカか」に加え、「お前が親で、子どもは本当に可哀相だ」とも言ってやりたい。
部活関連でも似たような発言をする人がいます。
「プロになる訳でもないから、真剣にやらなくてもいいよ」
「だから部活なんて、やるだけ時間の無駄なのよ」
違う、違うのです。
中学生が部活をやる目的は、体力作りです。
成長期に身体を動かすことで心肺能力など一生ものの体力が鍛えられる。
結果、プロにならなくても、部活を通じて人生で欠かせない体力を手に入れられるのです。
(他にも友達関係や先輩後輩など人間関係などもありますが、今回は割愛します)
勉強も同じです。
学ぶ姿勢、学ぶ工夫、そういうものを身に付けるために勉強があります。
勉強を出来ない大人は悲惨です。
この「勉強のできない大人」とは、関数の問題などが解けない大人ではありません。
学ぶ姿勢を持てない、学ぶ工夫をできない、学ぶ面白さを理解できない、そういう大人を意味します。
小中高生および大学生。
勉強しましょう。
大人の方。
子どもに勉強させましょう。
数学の関数を将来使わなくても、ずっと日本に住むから英語は要らないと思っていても、古文なんて意味あるのかと疑問を抱いても、理科の実験なんて社会人になったら関係なくても、社会歴史の年号なんて何の意味があるのか分からなくても。
覚えようと工夫する経験や、簡単に解こうとする思考回路や、解けた時の達成感や。
そういうのを味わうために勉強は絶対に必要なのです。
勉強は、一生ものの宝です。
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