公立高校入試科目の順番

こんにちは、児玉です。

公立高校入試第1日目の今日は、国語・理科・英語の試験が実施されたわけで、明日は社会・数学が行われます。

この科目順序は、石川県総合模試と同じ順序です。
というより、総合模試側が入試に合わせているんでしょうね。
2日かけて行われるところ、お昼休憩をはさんで1日で行うところはちょっと違いますけど。

この1日で行われる模試の科目順について、一度生徒に聞いたことがあります。
「最後が数学というのは不利なのではないか。疲れて思考力が落ちているところに数学はきつくないか。」

同意を得られると思いきや、返ってきたのは、
「数学が一番疲れるので、最後がいい。それに、先に数学だとできなかったことを引きずるから。」

なるほどなあ。
この科目順は、そういうことか。
よく練られている順番なんだなあと納得したものです。

ところが、今日、そのことを思い出したついでに、この順序が完成されたものなのか、他県の入試で調べてみました。

北は北海道、南は九州という言葉があるので、まずその2道県。

北海道:国語→数学→社会→理科→英語 各50分 1日
福岡県:国語→数学→社会→理科→英語 各50分 1日

全く一緒。

それでは、近隣の富山県と福井県を。

富山県:社会→国語→理科 英語→数学 各50分(英語は55分の場合も) 2日間
福井県:国語→英語→数学 社会→理科 各50分 2日間

ばらばらですね。

念のため、一日で終る県の他県のを。

山口県:国語→数学→英語→社会→理科 各50分 1日

やはり、一日で終わる県でも同じ順とは限らないようですね。

つまり、科目順は各県でまちまちということですね。

ただ、上の例で気付くことはありませんか?

そうです、調べた6道県中、5道県で最初の科目が「国語」なのです。

全部の都道府県を調べたわけではないので、たまたまかもしれませんが、国語がトップバッターという傾向はありそうですね。

何故なのかはさておき、石川県は今後も国語が最初の科目であり続けそうです。
最初の科目で勢いをつけ、他の科目も自信を持って受けるためには、やはり「国語」を得意科目にしておかないといけないのです。

今日は、maru塾が国語を重要視している理由を再確認できた日でした。

それでは、また。

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