仲良くなることは必要か?

こんにちは、村山です。

他の塾のブログを見ていると、生徒の仲がいいことをアピールしている塾をちらほら見かけます。

生徒同士の仲がいいこと、必要でしょうか?

もちろん、わざわざ仲を悪くする必要はありませんが・・・

テスト、特に受験においては1人で受けることになります。

テスト中はもちろん、励まし合うことなんてできません。

最後には自分だけの力で頑張るしかないのです。

ですので、塾生が仲良くなる必要はさほどないと思っています。

お喋り等で学習の妨げになることを考えると、むしろマイナスの方が大きいです。

生徒同士の仲がいいこと、それは集中したい子供にとってはいい環境とは言えないのです。

例えば、生徒同士の教え合い。

大体「教え」合いにはならないです。

「教え」合いのつもりが「話し」合いになり、最後にはただのお喋りに発展します。

容易に想像がつきますよね?

仲良く教え合い、は静かに勉強したい子の妨げになってしまいます。

maru塾は1人1人が自立して勉強しています。

教え合いなどもなく、ただ黙々と演習に励んでいます。

そういう空間だからこそ、自学独習できる力が身につくのです。

時には講師の手も借りながら、自分1人で問題と向き合い、正解へとたどり着く。

それを積み重ね、理解する。

それを繰り返して自分1人で積み上げてきた演習は、ゆるぎない自信へとつながります。

その自信が、受験という孤独な闘いにおいて1番大事なものです。

ちなみに、maru塾の生徒は、仲が悪いから喋らないわけではないです。

友達紹介で入塾してくれた生徒も多いのがその証拠です。

ただ、仲良しだからといって、塾内で喋ることはありません。

話しながら来たなと思ったら、教室に入った瞬間、集中モードに切り替わります。

友達と一緒でも、頑張るときは1人で。

そういう思いを1人1人が持っているからこそ、真に高めあう空間が生まれるのです。

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