こんにちは。村山です。
今日は昨日に引き続き、錦丘中学校入試の国語の分析記事になります。
ちなみに国語は、適性検査Ⅰに属します。
算数、理科、社会は適性検査Ⅱにまとめられているので、国語のみ1教科で55分、かなり比重が重めです。
問題は説明文1つ+説明文と同じテーマの短い文章1~2つで構成されています。
文のテーマは環境問題やAIなど昨今の話題になっているものや、感情や知識について述べられている文章など様々です。
ジャンルによる得意不得意の偏りがある子は注意が必要です。
設問の構成は
・漢字、ローマ字の書き取り
・語彙、ことばの問題
・文章の適語補充(接続詞、単語など)
・内容理解の選択問題
・適文補充の選択問題
・記述
・作文(200字以内)
問題数は大問7~8題ほど。
まず、大きな特徴として、記述問題の出題が多いです。
記述は20~40字ほどのものが3~4題。年によっては、70字ほどの記述も出題されています。
種類も多岐にわたり、指示語の内容を答える問題、理由を問う問題、要約の穴埋めなど、様々です。
設問の内容自体はそこまで難しいわけではないですが、記述問題に慣れていない子はかなり時間を使ってしまうことになり、最後まで解き切れない可能性もあるでしょう。
ですので、記述ができないのは、錦丘中入試においては致命傷となりえます。
もう1つ注意が必要なのが、作文。
毎年160字~200字以内の作文が出題されます。
基本的には、文章題と同じテーマの作文を書くことになります。
書き方の条件がいろいろ書いてあるのですが、大体「あなたの考えの理由を、具体例をあげて書くこと」と書かれています。
ただ意見、考えを書くだけでなく、その根拠となる事柄も書かなければいけません。
かつ、それを200字以内でまとめる。
小学生にとっては、なかなか苦しいはずです。
こちらも、慣れて書けるようにしておかないと、苦戦必至です。
記述問題、作文でまず気を付けなければならないのが、正しい日本語を使えているかどうか。
おかしな日本語になっていないか、助詞や接続語は適格か、漢字のミスはないか、常日頃確認するクセを付けないといけません。
・・・とはいっても、このようなミスは自分ではなかなか気づきにくいもの。
そもそも、正しい日本語を知らないと、自分が間違えていることにすら気付けません。
身につくまでは、書いた文章に他の人の目を通すことが必要です。
maru塾の錦丘中学受験対策特訓では、お子さんの解答に必ず目を通し、問題の正誤だけでなく、正しい日本語が使えているかもチェックします。
加えて作文指導も行い、作文の書き方も説明いたします。
講座を受講したお子さんは、錦丘中学校の受験対策だけでなく、入学後のテストや課題等でも通用するような記述力が身につきます。
確かな記述力を身に付けたいのであれば、ぜひ錦丘中学受験対策講座をご受講ください。
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