まだ慌てるような時間じゃない

こんにちは。質問大好き、もりの里校の村山です。

中学3年生の統一テストまではあと10日ほど。
塾生も過去問や模試の見直し、苦手単元の復習など、統一テストに向けてたくさん頑張っています。

統一テストの時期になると、いよいよ受験本番だな、という感覚になります。
この時期は統一テスト、総合模試、期末テストが1週間ごとにあります。
1か月にテストが何度もあるようになってくると、入試が近づいているのを実感します。

実際にどれくらいの日数になるか数えてみると、

私立高校入試まであと97日

金大附属高校入試まであと106日

石川高専入試まであと107日

公立高校入試まであと131日

です(数え間違えてたらゴメンナサイ)。

私立受験までや金大附属、石川高専までは約3か月、公立入試まではおおよそ4か月。
さて、この残り日数について、どう思いますか?

「もう全然ないじゃない!」
と焦りますか?
先日の第4回総合模試の結果で、思ったより点数が取れなかった子はかなり焦っているかもしれませんね。
そうなると、単元や科目の取捨選択を考えたり、もっと効率のよい勉強法を探したりする人もいるかもしれません。

ですが、私個人としては、まだ慌てるような時期ではないと思っています。
3か月、4か月という期間は、力を伸ばすに十分な期間です。
なので、捨てる科目や単元を考えるなど、小手先で何とかしようとする必要は全くないと私は思います。

というか、やる単元を絞ったり、効率の良い方法を探そうとしたりするのは、結局楽をしたいという気持ちが残っているから、そういう選択肢が思い浮かぶのだと思います。
楽をすることを諦めれば、3、4か月という期間は決して短い期間ではありません。

私自身も中学生の時、第1回統一テストで大した点数が取れなくて、ちょっと焦っていました。
特に、得意だった数学で、今まで取ったことのない点数を取ってしまい、かなり自信を無くしました。

統一テスト後、私は数学を1から鍛えなおしました。
最終的に、苦手意識を持っていた証明は200問以上、合計で1000問以上を2か月ほどで解いたと思います。
もちろん、他の科目もおろそかにせず、問題集は何度も繰り返し、徹底的に鍛えなおしました。
その結果、模試でも第2回統一テストでもそれなりの結果を出せ、金大附属高校に合格できました。

この時に効率を求めたり、単元を絞ったりしていたら、合格はできなかったでしょう。
私だけでなく、過去の生徒たちを見ていても、合格をつかんだ子のほとんどはこの時期に焦ることなくじっくりと地力をつけていった子たちです。

残り4か月、国立希望の子は3か月。
まだ慌てるような時間じゃない、です。
今は地に足つけて、しっかり実力を磨く時です。
焦って浮足立つ気持ちを抑え、改めて地力を鍛えていきましょう。
10月27日 15:51

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