お母さんは、お子さんに志望校へ合格してほしいですか?
答えは当然イエスですよね。
では、万が一ですが、お子さんの受験結果が残念ながらだった場合。
お母さんはお子さんを責めますか?
答えはきっとノーですよね。
絶対に合格してほしい。
でも、たとえ結果が出なかったとしても、その努力の過程を誰よりも称えてあげたい。
だって受験は、学力以外にも緊張や体調も絡むので、絶対はありませんから。
お母さんはきっと、こんな気持ちなのでは?
私たちも同じ気持ちです。
ただ、もしかすると、今のお子さんは・・・
お母さんから見ると、ちょっと「受験生としての緊張感」が欠けていると感じませんか?
もー!!受験生なのにスマホばかりいじって!!!
ちょっと!受験生の夏は天王山なのよ!!
またダラダラ・・・学校から帰ったらすぐ勉強しなさいよ!
(夏休みになると)キーっ!!何時まで寝てるのよ!
という不満のどれかを、お母さんは抱いていらっしゃるかもしれませんね。
確かに、中3夏休みのお盆辺りまで、フワフワした受験生は多いです。
が、色々なきっかけ(塾からの仕掛けもありますが)があり、お盆明けからキリリとした表情に中3受験生は変わっていきます。
一方で、残念ながら変わらない子もいました。
何とかラクして受験を終えることが出来ないだろうか・・・
そんな「楽な道」を模索している、というのが変わらない理由です。
過去の生徒の話、お盆明けでも変わらなかった生徒の話を書きます。
城南中学の女の子で、泉丘高校志望でした。
しかし、できるだけ少なめの努力・勉強量で合格したいと望んでいました。
あまりmaru塾の大量演習を望んでいない感じ、避けたい感じでした。
そんな姿勢ですから、案の定、お盆明けも雰囲気は変わらず。
ほとんどの塾生が変わったのにもかかわらず、楽な道を模索しているようでした。
9月初頭。
彼女は突然、塾を辞めると言ってきました。
こんな状態で辞められては受験結果が不安なので、とりあえず辞める理由を聞きました。
その理由は・・・・・
お盆明けに他塾の体験授業に行った。
その塾では、泉丘高校に合格するのにそんな演習量(maru塾の課す演習量)は必要ない、と言われたとのこと。
もっと楽して合格できるなら、そちらの塾に行きたい。
・・・・・ということでした。
受験はそんなに甘くないことを分かっていましたから、私も引き留めました。
が、彼女は首を縦に振ることはありませんでした。
退塾になったこの子。
心配だったので、同じ城南中学の同級生に様子を聞いていました。
・・・・・案の定、11月の金沢市統一テストで大きく点数を落とし。
志望校を1ランク落として模試に挑んだものの、判定はD。
年明けに学校の3者面談にて、2ランク志望校を落として相談したが、先生からは難しいと言われたらしく。
最終的に3ランク落として受験したが、結果は不合格・・・
その後は分かりません。
だから、お盆が明けたのにフワフワした受験生は危険、なのです。
それを解消するために、今年は夏合宿を開催します。
8月12日のお昼の12時より開始し、そのまま一睡もせず次の日の午前7~8時まで学習します。
いわゆる「徹夜合宿」です。
他の塾さんでも夏休みに開催しているようで、合宿後は勉強への姿勢のみならず、塾内(教室内)の受験生同士の結束力が強まったそうです。
結果、お盆明けの受験生たちはキリっとした空気に切り替わったそうです。
そのような夏合宿を、ずっと開催したかったです。
が、ここ数年はコロナ禍もあり、このようなイベントは開催できませんでした。
今年はきっと・・・きっと大丈夫でしょう。
定員について。
今、3校舎とも中3は満席状態なので(詳しくはこちら)、塾生および9月以降も継続する生徒を優先で受け付けています。
しかし、ただ参加すればいい、という合宿ではありません。
やるからには楽しいだけでなく、大変で、厳しく、しかし実りのある合宿にします。
なので参加するお子さんには、頑張るための決意表明、それを誓う書類を書いてもらいます。
費用は、改めて塾内での案内をいたします。
定員は、達し次第、締め切ります。
以上、よろしくお願いします。
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