伸び悩みは成長の証

こんにちは、質問大好き、もりの里校の村山です。

プロ野球、昨日の試合でセリーグの優勝チームが決定しました。
阪神タイガース、18年ぶりのリーグ優勝です。
何を隠そう、私は阪神ファンなので、久しぶりの優勝に歓喜しております。
もちろん、川に飛び込むつもりは毛頭ありませんが・・・

今年のタイガースは強かったですが、1年通して好調だったわけではありません。
交流戦後は連敗もしましたし、何度か1位の座を明け渡したこともありました。
それでも不調を引きずらず、着実に白星を重ねたことが優勝した要因だと思います。

これは勉強、特に受験においても似たようなことが言えるのではないでしょうか。
受験までの長い道のり、必ず好不調の波はあります。
志望校に向けて順調にステップアップしていたかと思いきや、ある時期を境に伸び悩んだり、逆に成績を落としてしまったり。
こういった不調の時期をどう乗り越えるか、というのは受験においても非常に大事です。

点数の伸び悩み、これについては、努力を続けている限り絶対どこかで味わうと思います。
順調にステップアップしてきた子にとっては、頑張っているのに点数が伸びないというのは、かなり苦しく感じると思います。
こういう不調に感じる時期が長くなると、自分は頑張ってもダメなんだ、と弱気になってしまいがちです。
弱気になり、努力をやめてしまう、手を抜いてしまう。そういった子もいるでしょう。
ですが、伸び悩むことについては、全く自分を卑下する必要はありません。

なぜなら、伸び悩むようになったことこそ、成長の証だからです。
50点から70点に伸ばすより、70点から90点に伸ばす方がはるかに難しいです。
上がり幅は同じ20点ですが、必要な演習量は格段に違います。
決して、能力がないからそれ以上の点数がとれないわけではありません。

ですので、壁を感じたときこそ、努力をやめないでください。
壁までたどり着いたことこそ、成長の証です。
歩みを止めなければ、必ず壁は越えられます。
受験本番、最後の数学の試験が終わるまで、歩みを止めずに行きましょう。

コメント