高尾台中学の分析です。
ちょっと気になる傾向が見えます。
後ほど解説いたします。
( )内場累積人数
450点以上 : 5人
400~449点:28人(33人)
350~399点:32人(65人)
300~349点:27人(82人)
250~299点:27人(99人)
200~249点:32人(131人)
150~199点:18人(149人)
100~149点:10人(159人)
50~99点 :13名(172人)
0~49点 : 4人(176人)
◆平均点 283.1点(国45.9点 社65.7点 数64.6点 理55.1点 英50.6点)
まずは合格ラインを分析し、その後、高尾台中学3年生の「気になること」について書きます。
◆泉丘高校合格ライン=18位以内
18位=426.8点
2022~2018年の5年間における高尾台中学から泉丘高校への合格者平均人数は19.8人。また、2020年は30人も合格者数を出しており、かなり優秀な中学です。18位以内であればほぼ間違いなく合格圏にあると言えます。
◆泉丘高校合格ギリギリ=28位以内
28位=408.9点
二水高校に進学した子の上位半分が泉丘高校合格の実力があると仮定すると、5年間での二水高校合格者16.4人の半数を19.8人に合わせると、28人。このあたりが泉丘高校へのボーダーラインとなると推測されます。
◆二水高校合格ライン=33位以内
35位=396.9点
同じく5年間の高尾台中学から二水高校への合格者数平均は16.4人。泉丘高校のものと合わせると36.2人。35位以内なら、二水高校合格圏に十分です。
◆二水高校合格ギリギリ=40位以内
40位=389.1点
毎年ですが、高尾台中学から桜丘高校への進学が少ないです。それを踏まえると、上記の36.2人の平均値がギリギリのライン、プラス金大附属高校進学者数も考慮に入れて40位以内がギリギリになるかと思われます。
高尾台中学3年生の気になる点。
それは「顕著な二極化」です。
250~349点ゾーンの両サイドに山ができています。
すなわち、350~399点の32人と、200~249点の32人が一番人数の多いゾーンとなっており、250~349点の平均点ゾーンの前後両サイドに人数が最大になっています。
さらに危ないことに、200点未満のところでも2極化ができています。
50~99点ゾーンと150~199点ゾーンに山ができています。
学年全体で、頑張る子と頑張らない子がはっきり分かれている証拠です。
かつ、頑張らない子の中でも、さらに頑張らない子(諦めた子?)がもう増え始めています。
普通は中3の12月くらいから増え始めるのですが・・・
ちょっと危険です。
頑張らない子、諦めモードの子が、頑張ろうとしている子たちの足を引っ張る危険性。
あとは、学校の先生たちが、頑張らなかったり諦めたりしている子たちを助けようと、その層の子たちばかり気にしてしまい、学力上位層が放置されてしまう危険性も、あるかもしれません。
ちょっと注意していきましょう。
コメント