【村山】雑学ノススメ

こんにちは。質問大好き、もりの里校の村山です。

中学校1年生の期末テスト範囲、動植物の分類が入っているところが多いかと思います。
塾生からも、生き物の分類についての質問も増えてきます。
そうなると、私、生き物大好き人間なので、ついつい語りすぎてしまいます。
それこそ、絶対テストに出ないような、いわゆる雑学になることまで話してしまうんです。

昨今はテレビを見る子供も減ってきて、こういう雑学を知る機会というのも少なくなったのではないか、と思います。
点数に直結しないので、進んで学ぶ必要は確かにありません。
ですが、だからといって切り捨てるのはもったいないと思います。
というのも、雑学は勉強への興味を持つ大事な入口になる、と私は考えています。

例えば、さっき話題に出した生き物について。
ザリガニにサバの切り身などを与え続けると、体が青色になるとか。
イモリの体表には、フグ毒と同じテトロドトキシンが含まれているとか。
カバは赤色の汗を流すとか。
こんなこと、絶対にテストには出ませんよね?
ですが、こういうことを知れば、面白いと思って少し興味が出てきませんか?
興味が出ると、それについて知りたいと思い、調べる。
そうなると、テストで必要な知識も合わせて得られます。
興味の最初の1歩として、雑学は非常に大切だと、私は思います。

金大附属高校の同級生も、成績のいい子ほど必要な勉強以外の事もたくさん知っていました。
興味本位で大学の物理や化学をする子、面白半分で韓国語、ロシア語を勉強していた子、地理についてはほかの生徒に授業できるくらい知っていた子などなど・・・
面白いのは、今例に出した同級生は、みんな東大に合格しているのです。
泉丘高校の理数科に通っている生徒にクラスの様子を聞いたところ、どうやら似たような子がたくさんいるみたいです。
そういう子の成績をきくとやはり、トップクラスとの事です。
もちろん、雑学を知ることが成績を上げる、東大に合格することに直結するわけではありません。
雑学から知識を広げようとした結果、成績に結び付いたのだと思います。

テストの点数を取るうえで必要な勉強というのもあります。
ただ、時々少し立ち止まって、それ以外の事も知ってほしいと思います。
雑学、と名のとおり、一見無駄なこと、点数を取るうえでは必要のないことですが、これが勉学の入口となり、さらなる点数UPに結びつくかもしれません。

ただ、期末テストが迫ってきている今はやめといたほうが無難です。
終了後に、いろんな雑学をたくさん知ってくださいね。

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