金大附属中学入試 令和5年度算数

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令和5年度算数について。





今年のは難しい!!

なかなか難易度高し、でした。





大問1の計算問題2問は、絶対に落とせませんね。





大問2の割合も、1あたりの値段が分かれば難しくありません。

1mあたりではなく3mの値段が書いてある部分が、少しひねってあります。

これも落とせません。





大問3は、割り算の、割る数と割られる数、そして商と余りを式にまとめる問題。

これは簡単だったと思います。





大問4は速さの問題。

分速を直接書くのではなく、3分で1km走るという書き方をしているこのひねり方は、大問2と同じです。

ただ、面倒くさいのが、全て分数で計算が進むので、慎重な計算が必要となります。

難しくはありませんが、やや面倒くさい問題でした。





大問5は面積の問題。

1/4円から中心角と直角とする直角二等辺三角形を引いた図形を、その円の直径を一辺とする正方形の半分から引いた問題。

1/4円から直角二等辺三角形を引いた部分の面積が求められるかがカギ。

標準レベル。





大問6は角度の問題。

真剣に合同の証明をすると面倒くさいですが、勘でも実は解ける問題。

多くの受験生は勘で行ったかも?

やや難、から標準的な問題です。





大問7は、金大附属中学入試算数特有の、面倒くさい問題です。

(1)は割合の問題で、これは落とせません。

(2)が面倒くさいのですが、ここで時間をかけてしまった子も多かったのでは?

難易度は標準レベルですが、時間がかかる問題でした。





大問8は、規則性の問題。

ブレスレット、ネックレスを作る際に1周期何㎝かを求めて何周期あるのかを計算するとか、1周期に〇や♡や☆が何個あるかとか。

規則性、中学受験的には周期算の基本的な問題です。

計算がやや煩雑ですので丁寧に!

標準的なレベルです。





大問9は速さの問題。

Aルートから速さを求め、Cルートにかかる時間を求めるまでは解けたと思います。

が、問題はBルート。

踏切が8分開いて2分閉まる、という部分をしっかり計算処理できるか。

やや難の問題です。





大問10は立方体の展開図。

展開図の組み立て問題なので、そこまで難しくない。

標準的な問題。

(2)が面倒くさいかもしれません。





大問11は、面倒くさいパズル系の問題です。

最大公約数の問題ともいえますが、難解です。

時間を掛ければ解けると思いますが、時間制限のある中では、焦ってしまう可能性も大です。

更にこの問題の難易度を上げてしまっているのが、(1)が解けないと(2)(3)も解けないという点です。

(1)が面倒くさいパズル系の問題なので、(2)(3)が手つかず、という受験生も多かったのではないかと思います。

最終問題にして最難関問題でした。





以上、本日の入試分析でした。

なかなか手ごわい難易度だったのではないでしょうか。

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