こんにちは。maru塾の原谷です。
今日は、私の好きな言葉を紹介。
といっても、あまりに有名過ぎるので、ミーハーだなぁと思われるかもしれませんが…そんなの関係ねぇ!
“之れを知る者は之れを好む者に如(し)かず。 之れを好む者は之れを楽しむ者に如(し)かず。“
はい、孔子の教えの一つですね。
現代語訳すると、
“ある物事を理解している人には知識があるが、好きな人には敵わない。 ある物事を好きな人は、楽しんでいる人には敵わない。”
となります。
色んな物事に関して、
「理解している人」<「好きな人」<「楽しんでいる人」
という構図が成り立つ、というこの教え。
勉強においては、
「勉強を嫌々やっている人」<「勉強が好きな人」<「勉強を楽しんでいる人」
となりますね。さて、この「勉強が好きな人」と「勉強を楽しんでいる人」には、どのような違いがあるのでしょうか。
私なりの解釈を述べますと、
「勉強が好きな人」=「勉強という行為を通して、人に認められたり、自分が成長する感覚を持っている人」
「勉強を楽しんでいる人」=「問題を解くこと自体が楽しいと感じる人」
と感じています。
もちろん、どちらも勉強を頑張っていることになるので、やらない子、嫌々やっている子に比べれば、成長スピードも到達点も段違いです。
が、最高レベルまで突き詰めていったときに、頂に到達する子は「勉強を楽しんでいる人」だろうなと我々の経験上感じます。
それでも、最初から勉強が好き・楽しいというお子さんは、そう多くはありません。
誰しもが面倒くさい、嫌だなぁと感じる瞬間があります。
ですが、それを乗り越えて勉強と向き合い、良い成績を収めたり、人に褒められたりしたときに、勉強が「好き」になり、そしてたくさん問題を解いているうちに、問題を解くのが「楽しい」に変わっていくのでしょう。
maru塾でも、お子さんの「好きではないけど、やっている」が「好き!」に、そして「楽しい!」に変わっていくよう、一緒に国語読解をしたり、たくさん問題を出したり、難問を出したりしていきます。
さて、突然ではございますが、私原谷の定期ブログは、今回が最終回となります。
これまでご愛読いただいた皆さまがた、誠にありがとうございました。
引き続き、maru塾ブログをよろしくお願いいたします。
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