「想像」という夢の世界から抜け出さないと!

「泉丘高校に合格したいならね?君が泉丘高校に合格した場合を想像してごらん?どんなガッツポーズをするか。どんな声を上げるか。高校の制服を着ている君の姿。どのバスに乗って、どうやって登校して、どんな友達とおしゃべりしているか。それらを鮮明にイメージすると、合格へ近づくんだよ。」





というお話が昔ありました。

でも、物の本によると、これはあまり効果がないようです。

想像し、夢の世界で満足してしまう子が多いそうなのです。

言われてみれば、確かに。

ということで、このお話は最近あまり聞かなくなった印象です。





では、どうすればいいか。





結果を想像するだけでなく、プロセスも想像するのです。





泉丘高校に合格したい。

で、その合格した姿だけでなく、そこに至るまでのプロセスも想像する。

ああ、きっとクリスマスとか誘惑が多くなるんだろうな。

正月とか餅食べてこたつでゴロゴロしそうだな。

いや!!それではダメだ!!!

クリスマスはサンタさんが来るまで勉強してるぞ!!

正月はこたつで左手に餅、右手に鉛筆で頑張るぞ!!

結果だけでなく、プロセスも想像するのです。





なぜこれが有用か。





プロセスを想像すれば、途中で起きるトラブル回避を前もって準備できるからです。

上の例で言えば。

クリスマスは誘惑に負けないために、スマホやテレビを遠ざけておこうとか。

正月ならごろごろしないために、こたつの近くに枕や漫画を置かないとか。

プロセスを想像すれば、その途中で起きるトラブル対策も立てられるのです。





まとめです。

結果を想像するだけではダメ。

結果の想像だけでは、その夢の世界に満足して抜け出さない子が出てきます。

だから、プロセスも想像し、どんな道のりでゴールにたどり着くかまで考えておく。

プロセスの想像こそ大切なのであります。

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