新高校1年生の方。
または新高2の方。
新高3の方は今回のお話は向かないかもしれません。
高校英語学習。
一体、予習をどこまで進めればいいのか?
それも、東大・京大・国立大医学部を目指す場合において。
本日はその目安について書きます。
まず、金沢市の高校から東大・京大・国立大医学部を目指す場合。
目安は英検準1級になります。
金沢市の学校には私立の中高一貫校がありません。
大都市などの私立中高一貫校は、授業もどんどん先取りするので、中3~高1の早い段階で授業自体が英検準1級レベルになる学校が多いです。
準1級レベルの英語力を身につけ、英語力の基礎を築いた状態で各大学の入試過去問対策などに取り組みます。
しかし、金沢市の学校には、そこまでぶっ飛んだカリキュラムを持つ学校がありません。
なので、英検準1級レベルを身につけることは自力・独学で取り組むことが必須です。
それも、私立中高一貫校並の早さで。
・・・そう、高1の間で、遅くとも高2夏までには準1級を取得したいところです。
もっといえば、早ければ早いほど良いです。
高2秋以降や高3では手遅れなのか?
・・・・・・厳しい、と言わざるを得ません。
たまたま受験するタイミングが無く、資格を取得していないだけで英検準1級レベルの英語力を既に擁しているのならいいのです。
が、まだ英語力が身に付いていないということであれば、厳しいです。
なぜなら、英語以外の科目も受験にはあるからです。
東大・京大・国立大医学部を目指す場合は、高3春、遅くとも夏時点で、英語だけではなく数学も、ほぼ完成させておかなければ難しいです。
高2までに英検準1級を取得。
そして、以降は学校の学習と並行してTOEICを受けたり英字新聞を読んだりすると良いです。
英字新聞のような月刊誌もありますので、それでもOKです。
生きた英語というか、英語圏の人たちの英語に触れることが大切かと思います。
ちょっと古いかもしれませんがハリーポッターの原書はとても読みやすくお勧めです。
(映画では語られなかった設定などもありますので、楽しいですよ)
ということで、まずは英検準1級を目指して頑張りましょう。
語彙が大変です。
英単語も難しいし、その日本語訳の日本語も難しいことがあります。
国語の語彙も増やす、という気持ちで取り組んでください。
追伸
いわゆる「入江塾」の塾長であり故人の入江伸先生の著書「医学部4ヵ年計画」。
・・・・確かこんなタイトルの本だったと思います。
もう40年以上前の著書です。
入江先生は、多くの小6の生徒たちに「灘中学・開成中学・ラサール中学受験ツアー」させていたそうで、輩出された生徒さんたちはおしなべて優秀な方ばかりでした。
そんな塾の塾長、入江先生の著書です。
トップの大学へ合格するには3年では足りないと痛感させられた1冊でした。
英語は特に無学年で学習を進めやすい科目なので、小中学生の方も英検2級や準1級にぜひ挑んでいきましょう。
対策期間を4年以上必ず取ってほしいと思います。
東大・京大・国立大医学部を目指すための英語の学習目安

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