こんにちは、金沢市国語塾です。
国語のテストにおいて、多くの子が失敗することがあります。
それは、時間配分。
今日は、国語の時間配分について、少しアドバイスを書いていこうと思います。
お子さんがテストの度に、「時間が足りなかった」と言っているようであれば、ぜひ今日の内容を話してあげて下さい。
なぜ時間配分をしくじるのか
アドバイスの前に。
なぜ、時間配分が上手くいかなくなるのでしょうか。
一番の理由は、問題の見極めができないから。
これは他の科目についても同様です。
解けない問題、時間のかかる問題を見極められないと、他の解ける問題にまわす時間が無くなってしまいます。
ある程度問題の取捨選択が必要、というわけです。
ですが、国語においては、この取捨選択が上手くできない生徒が増えます。
というのも、国語は記述問題であっても、すべてできそうだと感じるのです。
全く分からない、ということはほぼなく、なんとなく書けそうな気がするのです。
ところが、いざ解き始めると、「あれ・・・?」と固まってしまう。
結果、考え込んでしまい、時間を無駄にしてしまう。
国語で時間配分をしくじりやすいのは、これが原因です。
特に記述問題を解く際は気を付けたいところです。
さらに厄介なのは、読むことにも時間がかかる点です。
国語は、本文を読まないと解けません。
もちろん、全文を読まずに解くテクニックも存在しますが、多かれ少なかれ本文を読む必要があります。
読むことは避けれないのです。
なので、読むだけでもそれなりに時間がかかってしまう。
どこかに時間をかけすぎると、挽回が難しいのです。
目標時間を決める
では、具体的にどうしたらいいのでしょうか。
色々と対策はありますが、対策の1つとしてよく生徒に話していることを書きます。
それは、大問ごとに目標時間を設定することです。
そして、目標時間が過ぎたら、どれだけできていなくても次の大問に移る。
ですので、目標時間というよりは制限時間といった方が正しいかもしれません。
このことを意識するだけでも、「読む時間がなくてできなかった」ということは減ります。
公立入試を例に、時間配分の例を書いていこうと思います。
漢字+古典 7分
まずは、比較的時間がかからない漢字の読み書きと古典から。
あわせて7分ほどがいいでしょう。
特に漢字はなるべく時間をかけずに解きたいところです。
よく、漢字が出てこずに悩んでいる子がいますが、時間の無駄です。
すぐに出てこないものは自分の勉強不足、とあきらめてさっさと次の問題に行きましょう。
文章題 各13分
次に文章題です。
それぞれ、13分ほどがいいでしょう。
15分ずつ、合わせて30分かかると、見直しの時間を十分に取れなくなってしまいます。
統一テストの場合は問題量が増える分、15,6分が目安になります。
入試にしても統一にしても、文章題はどうしても時間がかかってしまいます。
時計をよく確認して、目標時間が経過したら、次の大問に行くという意識を強く持っておきましょう。
作文 10分
最後は、作文。
大体10分ほどで書きたいところです。
作文も、時間をかけすぎてしまう問題の1つです。
何を書こうか悩んだり、修正に時間がかかったり。
ですので、これも目標時間を定めておくと時間をかけすぎることを防げます。
たまに、「作文を最初にやってしまうとよい」と指導する先生もいますが、個人的にはあまりお勧めしません。
書きなれている子はそこまで時間がかからないので、そこまで問題ないと思います。
ですが、書きなれていない子は、やはり時間をかけすぎてしまいます。
目標時間を設定して、その時間が経過した時点でほとんど書けていないなんてこともザラです。
そうなると無駄に10分消費しただけになってしまうので、非常にもったいない。
なので、慣れていない子は、最後にやるといいかと思います。
残った時間で見直し
大体この目標時間通りにやり切れば、7分残ります。
慣れてきたら、10分は残せるようになりたいですね。
残った時間はもちろん、見直しです。
見直しは記述問題以外の問題、漢字や記号問題をよく見直しましょう。
設問や本文を読み間違えていないか、正しく書けているか。
これらの問題は、国語の中でも得点しやすい科目です。
なるべく落とさないように、よく見直しましょう。
反対に、記述問題についてはそこまで時間をかけなくてもよいです。
というのも、書いた時点で正解か不正解か、なんて分からないと思います。
確かめられるのはせいぜい、答え方が合っているか、条件を守っているか、くらいでしょうか。
たまに全部消して書き直す子もいますが、それはやめておいた方がいいです。
ほぼ確実に書けずにタイムアップになります。
ある程度かけていれば、途中点をもらえる可能性は高いです。
正解がしっかり見えている、または条件の見落としで書き直さないといけない、ということがない限りは、一から書き直す、ということはやめましょう。
見直しも済んだら、最後は書けそうな記述を埋めていきましょう。
目標時間が過ぎてしまい、書ききれなかった記述問題や作文など、そういった問題を仕上げるのに使いましょう。
もちろん、この時間配分はあくまで一例です。
ですが、毎回失敗してしまう、という子には一度、試してみてほしいです。


コメント