国語の間違った勉強法3選

国語の勉強法

こんにちは、金沢市国語塾です。

国語ってどうしたら点数が上がるの?とお子さんに聞かれたら、どんな方法を伝えますか?

中には、それをやっても点数は伸びない、伸びにくい方法というものがあります。

そこで今日はタイトル通り、国語の間違った勉強法について紹介します。

国語の点数の伸び方について

間違った方法を紹介する前に、前提として知ってもらいたいことがあります。

それは、

国語の点数は勉強時間に比例しない

ということです。

「国語はやっても上がらない」と感じるのは、これが原因です。

ただ、続けていけば、どこかで急にできるようになります。

イメージはコツコツと演習を続ける「コツコツ期」と点数が伸びる「覚醒」を繰り返すような感じです。

ちょうど、下の図のようになります。

この点数アップの仕組みは、また別の機会に詳しく話します。

このように、コツコツと積み重ねると点数は上がるのですが、やり方を間違えると、この「覚醒期」が来ないままになってしまうのです。

間違った勉強法1、継続しない・短期間やる

ここから、間違った方法の紹介です。

まずは、継続しないこと、短期間しかやらないことです。

当たり前、といえば当たり前ですが、他の教科に比べても、やらない子が圧倒的に多いのが国語です。

先ほども書いたように、結果がなかなかでないゆえに、途中でやめてしまうのです。

国語は、日々の積み重ねが必要不可欠なのです。

テスト前の期間に集中してたくさんやっても、結果にはつながりにくいです。

もちろん、結果が出るまでにやめてしまえば、点数は上がらないままです。

国語を上げるには、コツコツ続けるしかありません。

間違った勉強法2、読書

次は、読書です。

国語の点数を上げる、と言われて真っ先に思い浮かぶ方法が読書だと思います。

ですが、読書では国語の点数はまず上がりません。

「解き方」を学べないからです。

点数を上げるうえで必要なのは、問題の解き方を学び、練習すること。

読書ではその解き方を学ぶこと、練習することはできません。

他の科目に例えるなら、解説のない問題集をずっと眺めているようなイメージでしょうか。

数学も、解き方を学んでから演習することで初めてできるようになります。

何も学んでいない状態で、問題を眺めていてもしょうがないですよね。

それと同じく、国語の点数が上がらないからといって、たくさん本を買ってきて読ませるのは、ほとんど効果がありません。

ただ、以前紹介したように全く無意味、というわけではありません。

点数アップの基礎をつくるうえでは、とても大事なのです。

詳しくは以下を見てもらえたら、と思います。

間違った方法3、お子さん自身で丸付け

最後は、お子さん自身で丸付けをすることです。

問題集を買って、お子さんに与え、日々取り組んでもらう。

そこまでは素晴らしいです。継続は点数アップの鍵です。

ですが、丸付けをお子さん自身に任せてしまうと、なかなか伸びなくなってしまいます。

理由は2つほど。

主に、記述問題の丸付けに理由があります。

1つ目は、間違いに気付けないから。

どの科目でも起こりえることですが、とりわけ記述問題は自分のミスになかなか気付けません。

誤字脱字、言葉の使い方の間違い、おかしな文章になっている、など。

そもそも、それがミスだと指摘されて初めて気付ける場合もたくさんあるのです。

だから、お子さんに丸付けまで任せるのは危険です。

2つ目は、記述問題の丸付けは難しいから。

そもそも、正解かどうかの判断がつかないこともしばしばです。

解答と一字一句同じであれば、◯だと判断はできます。

ですが、そうでなければ、あっているかどうかの判断がつかないのです。

判断がつかないのであれば、丸付けしようもありません。

その結果、なんとなくあっていそうであればテキトーに〇をつけて終わり

間違っていても、答えを写して、解説をちょろっと読んで終わり

ちょっとでも読むだけマシかもしれません。

多くの子は写して終わりです。

これでは上がるはずもありません。

「じゃあ、ちゃんとやれれば別に本人任せでもいいんじゃない?」

と思われる方もいるかもしれません。

全く持ってその通りです。

自分で出来れば問題はありません。

ですが、この「ちゃんと」が問題なのです。

指導してきた経験上、真の意味でちゃんと丸付けできる子は皆無に等しいです。

答えを写すだけ、解説を読むだけで終わっているので、結果的に解き方が身に付かないのです

だから、お子さん本人に丸付けをさせてはいけないのです。

必ず、人の目を通すことが必要です。

まとめ

・国語は短時間では上がらない
・読書は点数アップには効果なし
・自分で丸付けはさせない

国語は日々積み重ねること、人に見てもらうことが何より大事です。

お母さんお父さんのサポートなしでは、どうしても上がりにくい科目です。

ご自宅では難しい、と感じたのであれば、ぜひmaru塾にお任せください。

お母さんお父さんの代わりに、隅々までチェックし、添削させていただきます。

もちろん、自宅での勉強法の相談も受け付けておりますので、お気軽にお申し付けください。

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