こんにちは、金沢市国語塾です。
1月8日、第2回金沢市中学校統一テストが実施されました。
国語の問題用紙を見ることができましたので、問題分析を行いました。
略式の題意を箇条書きにするより、問題そのものを掲載したほうが分かり易いと思うところは、前回と同じですが、やはり、著作権等いろいろ問題がありますので、あくまで分析内容だけを掲載します。
大問 一・二・三・四 問題の種類
大問一 漢字
読み4問 書き取り4問
大問二 論説文
山口真美「こころと身体の心理学」より
問1 「ない」の品詞に関する問題
問2 文節の数
問3 本文との整合性(四択)
問4 類義語(漢字)を本文から探す
問5 本文からの書き抜いて穴埋め(2問)
問6 指示語の内容(50字以内で記述)
問7 漢字の部首名
問8 45字以内の記述で穴埋め
問9 適する接続語の四択
問10 本文との整合性(11字書き抜き)
問11 指定語を使って、60字以内で記述穴埋め
問12 作者の考え(四択)
大問三 文学作品
関口尚「サニー・シックスティーン・ルール」より
問1 漢字の画数(四択)
問2 同内容の語の抜き出し
問3 文節と文節の関係
問4 動詞(複合動詞)の活用形
問5 登場人物の心情(15字以内の記述で穴埋め)
問6 四字熟語の適用
問7 本文内語句の説明(指定語を使っての35字以内記述)
問8 本文内語句の説明(指定語を使っての25字以内記述穴埋め)
問9 本文内熟語の穴埋め
問10 穴埋め
1問は10字書き抜き 1問は30字以内記述
大問四 古文
「十訓抄」より
問1 漢字の読みと歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す
問2 内容理解(四択)
問3 漢詩の形式
問4 漢詩の一行を書き下し文に
問5 主語の特定(四択)
問6 和歌の心情理解(四択)
問7 内容理解(10字以内の現代語で記述)
問題量について
出題形式は、過年のここ何年度かのものとほぼ同じです。
問題量については、今年度の第1回とほとんど変わりませんが、僅かに増えました。
細かくいうと、
大問一 変わらず
大問二 10問 → 12問
大問三 11問 → 10問
大問四 6問 → 7問
で、合わせて小問2問が増えました。
難易度など
大問一の漢字の読み書きは、例年通り簡単な漢字で、いつも書いていますが、上位校を目指している生徒は全問正解しなければいけない問題です。
漢字も楷書で。
平仮名も読みやすい字で。
大問二の論説文ですが、視覚障害者と晴眼者の身体感覚の違いに関する内容です。
内容そのものが割りと分かり易く、また文章も平易な表現がほとんどなので、易しい部類に入ると思います。
読解部分に関しては、特に難問と思える問題もないので、正しく解法を学んでいれば、正解を導き出せるはずです。
か。
また、文法問題は点を落としやすいので、たくさん演習しておかなければなりません。
大問三の文学作品の問題は、どこかで見たことある設定だなと思ったら、昨年度の第7回石川県総合模試で取り上げられた作品でした。
ただ、総合模試と今回の統一では引用部分(場面)が違っていましたから、総合模試の過去問を問いたからと言って、すぐ答えが書けるということではないです。
この問題も読解部分は易しい問題だと思います。
注釈されている言葉がふたつしかないので、それ以外のカメラ用語(フィルム、シャッター、ファインダーなど)の言葉を分かったのだろうかとか、ディスプレイとかタッチペンとか、まさか知らないなんて言い出さないだろうなと思いつつ読みましたが、いくらなんでもこのくらいの言葉は知っていますよね。
そんな心配をするくらい、今の中学生は語彙が乏しいのです。
また、四字熟語の選択問題では、それぞれの四字熟語そのものはよく知られた熟語ですが、問題に最適な四字熟語というよりは、これしかないかなあという、やや消極的な選択になった人もいたのではないでしょう
それと、意外と正解率が低いのが、漢字の画数であったり、今回は出ませんでしたが、筆順です。
それに文法も出題されていますが、現代国語においても、古文においても、文法は点を落としやすいので、これもたくさんの演習で完璧に仕上げておきましょう。
大問四の古文ですが、「十訓抄」からはよく出題されます。
今回は漢文も含むものでしたので、中学校古文の要素が全部出たというところでしょうか。
もちろん、古文文法に関する小問はありませんで、もっぱら内容理解に関する問題でした。
その内容も易しめの問題でした。
ただ、古文でよく出題される「主語の特定」ですが、これを間違える生徒も少なくありません。
主語が省略されている古文の特徴ですね。
現代文でも省略されていることがありますから、古文ではなおのこと、常に「誰が誰にどうした」という視点で読むことが重要です。
まとめ
今回の第2回金沢市統一テスト国語の問題は、いつもどおり、特に難問はありませんでした。
日頃、国語の問題集をたくさん解いて力をつければ、高得点で他の生徒に差を付けることができます。


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