こんにちは、金沢市国語塾です。
昨今のテストにおいて、記述問題が増えています。
先日行われた中学3年生対象の金沢市統一テストも、多くの記述問題が出題されています。
記述問題。
上位校合格を目指すのであれば、避けては通れない問題です。
しかし、あるポイントに気を付けないと、どれだけやっても正解がもらえない、ということが起こってしまいます。
日本語を正しく使えていない
それは、
日本語を正しく使えているか
ということです。
正しく使えていない、とはどういうことなのか。
分かりやすい例を書きます。
お子さんに文章を書かせたとき、以下のように書いてしまっていませんか?
・ぼくの趣味は、本を読みます。
・必ずしも難しい
・まさか、そのようなことがおこるだろう
・必ず必要
などなど・・・
こういった文を書いている状態が、日本語を正しく使えていないということです。
「こんな、見ただけでおかしいと分かる表現を使うのか?」と思われた方もいるかもしれません。
残念ながら、使ってしまうのです。
それも、結構多くの子が。
平均点以下の子は、この「日本語を正しく使えていない」状態だと思った方がいいです。
もちろん、程度に差はありますが、完全には身に付いていない状態であることには間違いありません。
用語を正しく覚えているか?
正しい日本語については、国語のテストに限らず気を付けないといけない要素です。
しかし、国語以外の科目については、この上でさらに気を付けないといけないこともあります。
それが、用語を正しく覚えているか、ということです。
用語を覚える、というのはただ答えられるようにするだけでなく、その用語を説明できるような状態にしておくことです。
こう思ったのは、今回の統一テストで気になる問題があったからです。
理科の、「『抵抗」とは何か』、という問題と、「霧が昼には消える理由を『飽和水蒸気量』の語句を使って書け」という問題です。
この2つ、間違えている子が多かった印象です。
これらの問題の誤答に対し、
「結局、記述力がないよのね」
とか
「応用力を身に付けないとね」
とかいう感想を持つかもしれません。
足りないのはそんなものではありません。
用語を「ちゃんと」覚えていないのです。
先ほどの問題、後者は、「飽和水蒸気量」という語句を正しく使えていない子も散見されました。
前者においても、用語の説明なので、覚えていれば問題なく正解できたはずです。
だから、覚えてないから間違えた、ということです。
でもなぜ、そう思えないのか。
というのも、用語を答える問題には正解できるのです。
練習でもテストでも、一問一答形式であれば、問題なく答えられています。
だから、「覚えてない」とは思えない。
本人も周りも、「覚えてない」ことが原因だと思わないので、見当違いな対策に走ってしまうのです。
結局、よく読んでいない
でもなぜ、「ちゃんと」覚えていないのでしょうか。
それは、用語の説明を流し読みしているからです。
そして、用語を答える問題であれば、流し読みで十分なのです。
イメージは、クイズの早押しでしょうか。
ある単語があるから、こういう問題だと推測でき、答えが分かる。
問題文を聞き終わる前に正解できるのは、聞こえる単語から推測している、というわけです。
これと同じく、問題文にこの単語、文があるから、この用語に関する問題だ、と推測ができてしまいます。
結果、単語を答えることはできるのです。
ですが、用語の説明はそういうわけにはいきません。
だから、流し読みで対応してきた子は、今回の統一のような問題で間違えるのです。
結局、足りないのは読むこと、というわけです。
というわけで、語句を覚えることにも、読むことが大切です。
見ているだけ、流し読みするだけでは、今回のような問題には答えられません。
学習する、覚えるためには精読が必要不可欠です。
日頃から精読するクセをつけていきましょう。
説明を見るのではなく、読むのです。


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