こんにちは。金沢市国語塾です。
先の記事では、正しい日本語を習得するための方法をいくつか挙げました。
その中に、「正しい日本語に触れる機会を増やす」というのがありましたが、生徒が正しい日本語が使えない理由のひとつに、正しくない日本語に触れてしまっているというのがありそうです。
流行りの表現が正しい日本語とは限らない
ここ数年、いやもっと前からかもしれませんが、生徒が使う言葉で、気になる言い回しがあります。
何か質問があるとき、
「~について、教えてもらっていいですか。」
という表現がそれです。
「~もらっていいですか。」という言い方が広まったのはいつからでしょうか。
もちろん意図は伝わりますが、どこか奇妙な印象を受けます。
どうやら、2000年代後半から若者の間で流行り始めて、一般化したようですね。
ですので、今の生徒にすると、普通に正しい日本語だと思ってしまうのでしょう。
この表現が壊滅的に間違っているというのではないのですが、本来の日本語は、
「~してください。」「~してもらえますか。」「~していただけますか。」と表します。
これらの言い方のほうが、より自然です。
自然だと感じてもらいたいのです。
少し長くなりましたが、これはほんの一例です。
流行り言葉や流行りの表現が正しい日本語の表現だと勘違いしている生徒が多いということの例です。
最近のこどもたちは、日常の会話で使われている表現がおかしい表現であると知らないまま使っています。
話し言葉を国語読解の解答文で使うこと自体あまりないことなので、流行りの表現を国語読解で使うことは少ないかもしれませんが、やはり日本語本来の言い回しでないことに違和感を持たないということが、文や文章を作るときに影響を与えているということは否めないと思います。
正しい日本語と接する機会を作るには
では、正しいに接するには機会を増やすにはどうすればいいのでしょうか。
前記事でも触れたように、新聞のコラムを精読する、あるいは書き写すのも手ですね。
全国紙やあるいはそれに準じゅる新聞の社説、コラムなどを読むのは良いと思いますが、某ネットニュースなどのネット上だけの文や文章は怪しいです。
文法的にも、語法的にも結構、間違いがあると思っています。
著者(ライター・文責者)が書いた文・文章が一度も校閲されないまま載せるような媒体の文・文章ではなく、きちんとチェックされたものを読み込んでもらいたいと思います。
そういう意味では、書籍化された小説や解説書も良いと思いますね。
以前、読書すれば国語の点数が上がるというのは誤解だと解きましたが、それは、読書だけしていれば国語の成績が上がるというのは思い込みであるという意味であって、決して読書が役に立たないということではありません。
正しい日本語に触れるということにおいては、読書はものすごく役に立ちます。
まとめ:アウトプットしたものを他の人に見てもらう
正しい日本語で書かれた書籍や新聞を読んでも、それを自分のものとして作文できなければ意味がありません。
つまり、最終的に正しい日本語の文を書けるようになったかどうかということになります。
こういうチェックを受ける機会が、読解問題の記述解答の添削ですね。
手前味噌になってしまいますが、これを出来るのが「国語塾」ということになります。
国語塾maru塾では、生徒の書いた答案をすべて添削しています。
おかしな日本語を使っていたら、指摘して直させています。
こういうことも、短時間で身に着くわけもなく、やはり地道な積み重ねになりますが、正しい日本語で作文できるような訓練を受けましょう。
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