第6回総合模試 国語 低正答率問題の内容

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こんにちは、金沢市国語塾です。

第6回総合模試の成績が配布されましたので、今回の国語について、難しかったと思われる問題の種類を見てみようと思います。

前回の国語分析ではレビューと称して、全問を見ましたが、今回は正答率が低かった問題について、それがどのような種類の問題だったのかを見ていきたいと思います。

そこで、その正答率の基準ですが、受験生徒全体で30%以下、全体が30パーセントを超えていても、maru塾生の正答率が50%を下回っている問題、あるいはそれに近い正答率の問題について、検証したいと思います。

ただし諸事情により、問題を転載することや細部を引用することは差し控えますので、以下、問題の内容が少し抽象的になっていることについてご容赦願います。

全体正答率 38% 配点2点 maru塾生正答率 52%
漢字「悲鳴」の書き取り問題
受験生なら書けなければいけない漢字

全体正答率 26% 配点4点 maru塾生正答率 64%
論説文の本文より、指定した内容に当たる「具体例」を20字以内で抜き出す問題
具体例を抜き出すのであるから見つけやすいと思うが、何故か正答率が低かった。

全体正答率 27% 配点4点 maru塾生正答率 61%
論説文において、指定する言葉とは反対の意味で使われている言葉(表現・フレーズ)本文中より8字で抜き出す問題
8字と字数が固定されているので見つけやすいと思うが、「国家主義」という言葉をルビを振ってわざわざ「ナショナリズム」と読ませているので、この「ナショナリズム」という言葉に捉われて、正解を見付けられなかった生徒が多かったのではと思われる。

全体正答率 16% 配点5点 maru塾生正答率 24%
筆者の主張の「理由」を30字以内で記述する問題
傍線部の前段落が「~からだ。」と結ばれているため、「理由」を聞かれているので、この「~からだ。」を見て、前段落内から問われている「理由」を考えてしまったのではないだろうか。
しかし、前段落は筆者(作曲家)が誰に聴いて欲しくて作曲しているかの理由が書かれており、問題が聞いている「演奏者や演奏場所」に関する理由ではない。
傍線部がある段落の前段落からではなく、後段落からその「理由」を読み取らなければならず、このため正解率が低くなってしまったと考えられる。

全体正答率 13% 配点4点 maru塾生正答率 24%
筆者の心情を四択で選ぶ問題
問題指示傍線部が、形式的にクエスチョンマーク付きの疑問形になっていて、選択肢として、疑問 憂慮 困惑 驚嘆 が挙げられている。
疑問と驚嘆は明らかに違うと判断できたと思うが、憂慮と困惑で迷った生徒が多かったのだろう。もちろん、語彙が乏しくて、憂慮と困惑の違いがわからなかった生徒もいただろうが、わかっていても迷ったことと思う。
作者は次の段落で、この傍線部に対する意見を述べているのであるから、答えは「憂慮」と選べるはずである。
「困惑」しているなら、確固たる自身の考えを述べることはできないと思われる。

全体正答率 24% 配点3点 maru塾生正答率 42%
古文の問題であるが、実質的には漢文の問題
「嘆心忘」の漢字3文字の並びを、その意味が「嘆く心を忘れなん」となるように並び替える
漢文ではSVO(主語+動詞+目的語)の語順になるので、今回は主語はないから「忘嘆心」が正解であるが、漢文に返り点を付ける練習時、意外とこの語順原則を意識せずに練習しているのではないだろうか。
答えとして5通りが考えられるので、正答率24%は、ほぼランダムに答えた場合の20%に近いので、なかなかに憂慮すべき結果である。

全体正答率 21% 配点2点 maru塾生正答率 45%
古文本文中の会話部分を指摘する問題
始まりはわかりやすかったが、終わりがどこまでかは、やや難しかったか。
maru塾生の正答率が45%であったのは、おそらくこの終わり部分を間違えたからだろう。

全体正答率 14% 配点3点 maru塾生正答率 24%
古文本文中より、子どもの母親が亡くなって、一人ぼっちになってしまったことがわかる言葉を探す問題
ほとんどの生徒が、「母親が亡くなった」ことがわかる言葉を選んでしまったものと思われる。
問題は、「一人ぼっちになってしまった」ことについて聞いている。

やや古文に関する問題が多かったように思いますが、読解問題の様々な問題について、ある意味、均等に低正解率となったようですね。

つまり、どんな種類の問題も対応できるように、日々演習ということです。

では、また。

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