読書は国語の得点アップに結び付きにくい
前記事で、読書は国語の得点アップに結びづらいと結論付けました。
それは、読書することと、国語のテスト問題を解くこととは目的が異なるからです。
読書は「楽しむ」「感じる」「考える」という活動ですが、国語のテストは「設問に正確に答える」「論理的に読み取る」ことが求められます。
国語の得点には、選択肢の吟味、記述の構成、文法の理解など、読書だけでは身につきにくいスキルが問われます。
つまり、読書で得られる感性や語彙力は、テストで点数を取る力とは別物です。
けれど、読書することは国語力アップにとって無駄とはならない
一方、「読書は国語力の基礎を身に付けるうえで、非常に有用なものである」とも書きました。
・語彙力をつける
語彙力をつけるとは、言葉の「量」と「質」を増やし、それを適切に使いこなす力を育てることです。単にたくさんの単語を知っているだけでなく、その意味やニュアンスを理解し、状況に応じて使い分けられる力が求められます。
・正しい日本語に触れることができる
文法・語彙・表現が適切で、誤用や曖昧さのない日本語に接して欲しいです。
これは、国語力や語彙力を高めるうえで非常に重要な事柄です。
・常識が身に着く
常識があると、文章の背景や登場人物の行動・言動が自然に理解できます。
「常識」という前提があれば、物語中の描写の意味や筆者の意図が読み取りやすくなります。
また、常識的な知識があると、比喩や慣用句の意味がわかります。
つまり、国語力の基礎固めのために読書はとても有用なのです。
どうすれば、読書で国語基礎力を付けることができるのか
しかしながら、漫然と本を読むだけでは国語の基礎力を付けることはできません。
では、どのようなことを意識しながら本を読めばよいのでしょうか。
また、どのような本を読めばよいのでしょうか。
1.目的意識を持って読む
読む前に「目的」を決めます。
例えば、「この本から論理的な文章の構成を学びたい」「登場人物の心理を読み取る練習をしたい」などですね。
そして、常に自分自身で「問い」を持って読むことです。
「筆者はなぜこの表現を使ったのか?」「この場面の伏線はどこにあるか?」などの問いを持って読むことで、読みが深まり、読解基礎力が鍛えられます。
気になる表現や重要な個所に線を引いたりするのも良いでしょう。
(本に書き込むのが嫌な人は付箋を貼ってください。)
2.語彙力を鍛える
新しい言葉に出会ったときや、聞いたことがあるけど正しい意味をしらない言葉が出てきたときは、辞書で調べてください。
正確な言葉の意味を知らないと、文章の内容をきちんと把握できません。
語彙が増えることで、文章の理解度が格段に上がります。
3.多様なジャンルに触れる
読書というと小説や物語を読むことだと思いがちですが、評論文や説明文にも触れることが大切です。
小説、評論、新聞、エッセイなど、異なる文体やテーマに触れることで文脈を読む力が養われます。
また、年代に合った読み方も必要です。
小学生は「楽しさ」を感じる本で読書習慣を育てたいですし、中学生は、筆者の主張と事実を区別する練習が必要です。
高校生は、自分の意見を持ちながら読むことで、小論文作成の役に立つことでしょう。
まとめ:読書で「土台」を育て、点数アップにつなげよう
読書は「土台」を育てるものです。
そのためには、やみくもに本を読めば良いというものではなく、目的を持って読むことが大事だということです。
目的を意識しながら読む、場合によってはメモを取ったり、重要個所をマークアップしながら読むことで、少しづつですが、「土台」が出来始めます。
しかし、点数という「成果」を得るには、「土台」を活かす「技術」も必要です。
国語読解の演習問題を解くことで「技術」を習得せねばなりません。
この国語読解の「技術」を伝授しているのが国語塾maru塾です。
「技術」を得て国語の点数をアップしたい人は、相談会に来てください。


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