こんにちは。金沢市国語塾です。
前回は、国語で高得点を取れない理由について考えてみました。
今回は、そのもっと手前の「国語が苦手」である理由について考えてみます。
このブログの過去記事でも何度も書いてきましたが、初めてここを訪れる方々に、今一度、知っておいてもらいたいと思います。
また、小学生と中学生では、少しだけ異なる要素もありますので、今回は小学生と中学生とについて、それぞれで考えたいと思います。
小学生が国語を苦手とする理由
- 語彙力・読解力の不足
日常会話では困らないが、文章になると意味がつかみにくい。
本を読む習慣が少なく、図鑑や絵本など視覚的なものに偏りがち。 - 文章の構造理解が弱い
「誰が」「何をした」などの基本構造を捉える力が育っていない。
読み飛ばし癖や集中力の課題も影響。 - 家庭学習の不足
算数や理科に比べて、国語の家庭学習が軽視されがち。
読解力は練習で伸びるが、継続的な取り組みが必要。
中学生が国語を苦手とする理由
- 抽象的な文章が増える
説明文や評論文など、論理的思考が求められる文章が多くなる。
感覚的な読み方では対応できず、理解が追いつかない。 - 「正解がひとつではない」問題への戸惑い
記述問題や筆者の主張を問う設問で、答え方に迷う。
自分の意見と筆者の意見を混同してしまうケースも多い。 - 設問の意図をつかめない
「理由を答えよ」「筆者の考えをまとめよ」など、設問のキーワードを見逃しがち。 - 勉強方法がわかりにくい科目
暗記中心の科目と違い、国語は「どう勉強すればいいか」が見えにくい
共通する特徴に有効な方法
- 語彙力の強化:意味調べノートや日常会話での語彙意識。
- 設問の読み方に慣れる:設問のキーワードに注目し、答え方の型を身につける
このことこそ、「国語読解の技術を身につける」ことに他なりません。
まとめ
小学生でも中学生でも、国語を教えていて常々思うことは、「語彙が少ない」ことです。
言葉を知らなさすぎます。
読解の解説をするにも、説明に使う言葉の選択の幅が狭すぎて、苦労します。
国語が苦手な理由はいろいろありますが、語彙の少なさが大きく関与しているように思います。


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