こんにちは、金沢市国語塾です。
本日11月11日、第1回金沢市中学校統一テストが実施されました。
受験した中学3年生のみなさん、お疲れ様でした。
さきほど、国語の問題を見ることができましたので、早速、問題分析を行いました。
略式の題意を箇条書きにするより、問題そのものを掲載したほうが分かり易いと思うところではありますが、著作権等いろいろ問題がありますので、あくまで分析内容だけを掲載します。
大問 一・二・三・四 問題の種類
大問一 漢字
読み4問 書き取り4問
大問二 論説文
工藤尚悟「私たちのサステイナビリティーまもり、つくり、次世代につなげる」より
問1 単語の品詞名
問2 文の単語の数
問3 助詞の用法
問4 対義語(漢字)
問5 本文からの書き抜き、要約
問6 一文を段落内の戻す(四択)
問7 指定キーワードを用いての要約文記述
問8 接続語の選択(四択)
問9 要約文記述
問10 本文との整合性(四択)
大問三 文学作品
吉野万里子「強制終了、いつか再起動」より
問1 本文より書き抜き、要約文作成(20字)
問2 漢字の筆順
問3 熟語の構成について
問4 本文内容に合致する言葉を考えて空欄埋め
問5 述部の抜き出し
問6 動詞の活用の種類
問7 本文中の空欄埋め(四択)
問8 本文との整合性(四択)
問9 文法(副詞の抜き出し)
問10 本文要約(文体指定)
問11 本文の表現技法(四択)
大問四 古文
「江談抄」より
問1 歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す
問2 主語の判別(四択)
問3 内容理解(理由を答える)
問4 心情理解(四択)
問5 会話部分の特定(文頭・文末の抜き出し)
問6 文意理解(記述、四択)
問題量について
出題形式は、過年のここ何年度かのものとほぼ同じです。
今年も実際の入試や総合模試と違って、200字課題作文を出題していないので、その配点(10点相当)を大問二・三・四に配分しているため、論説文と文学作品の問題量は多めですね。
古文も小問題1、2問分くらい多いでしょうか。
難易度など
大問一の漢字の読み書きは、例年通り簡単な漢字で、上位校を目指している生徒は取りこぼしてはいけない問題です。
大問二の論説文ですが、内容そのものが分かり易く、また文章も難解な表現ではないので、易しい部類に入ると思います。
文法や語彙に関する知識も問われていますが、日頃から文法の勉強をしていれば点取り問題に感じたことでしょう。
記述式問題も、よく見かける問題の種類なので、普段から読解記述問題の練習をしていればとくに戸惑うことはなかったと思います。
ただ、これも近年の過去問と同じですが、空欄に書き込む問題で、その空欄に問題が書いてあるという形式は、見辛くて改善して欲しいと個人的には思っています。
(何年か前にも要望として書いた)
大問三の文学作品の問題は、中学生の日常を題材に扱っているので、同年代の中3生には分かり易い場面であったのではないでしょうか。
この問題でも、埋めるべき空欄に問題が書いてある箇所があって、これのどこが気に食わないかと言うと、その空欄になっていない太字で書いてある部分が問題を通しで読もうとする邪魔をするのです。
上でも言ったように、あくまで筆者だけがそう思うのかもしれませんが。
漢字の筆順や文法知識も問われますが、いずれも基本的な問題です。
大問四の古文ですが、「江談抄」という平安時代の説話集は、中学校のテストとしては比較的珍しい出典となるのではないでしょうか。
統一テストや模試に限らず、古文の問題は大意を読み取れれば点を取りやすいので、この問題もこの説話の面白みを読み取るだけです。
ただ、前年度の古文でもそうであったように、本文(古文本文や現代語訳)に直接書いてない語句で答えなければならない問題があり、これはある意味難しいかもしれません。
語彙も関係しますし、表現力も試されますので。
また、古文の最後問題は、いつものとおり二人の会話を補填する問題ですが、普通に古文の一部分を「現代語に訳せ」の方が素直で解答しやすいと思うのですが……
まとめ
今回の金沢市統一テスト国語の問題は、特に奇をてらった問題はありません。
常々、国語の問題集で演習を積み重ねていれば、満点を取るのも可能な問題であったと思われます。


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