金沢市の国語塾、maru塾です。
令和7年度の石川県公立高校入試の平均点の発表と同時に、錦丘中学校入試選抜における受験者数、合格者数も発表されました。
つまり、倍率が判明したわけです。
以下、教育委員会会議の報告から抜粋です。
年度区分 | 募集定員 | 出願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 受験倍率 |
令和7年度 | 120 | 250 | 249 | 120 | 2.08 |
令和6年度 | 120 | 255 | 252 | 120 | 2.10 |
令和6年度も7年度もともに2倍強で、年度による違いは大してありません。
しかし、この2倍というのがどれだけ狭き門なのか説明したいと思います。
公立高校の入試と単純には比較できませんが、ひとつの目安にはなるだろうと思います。
令和7年度の石川県公立高校入試でいわゆる高倍率といわれ激戦となった高校は、
- 金沢錦丘高校 1.52倍
- 金沢桜丘高校 1.46倍
- 金沢西高校 1.33倍
と並びます。
ちなみに、泉丘高校は1.21倍、二水高校は1.25倍でした。
錦丘中学校の2倍強という倍率は、これらのどの高校より高いですよね。
公立高校と違い、錦丘中学校は合格できなくても公立中学校には進むことができますので、高校受験より気軽にと言うと語弊があるかもしれませんが、低リスクで受験できることが倍率を上げているという側面はあろうかと思います。
それにしても、2倍というのは高倍率です。
受験者の半分しか合格しないのですから。
小学6年生の後半、錦丘中学校入試の3ヶ月前くらいに、
「けっこう小学校の成績が良いほうなので、受けてみようかな」
「受からなくても普通にみんなと同じ中学校に行けばいいし」
などと安易に受験すれば、まあ大抵が残念な結果に終わります。
しかし、当初落ちてもいいやと思って受けていても、やはり合格しなかった場合、その事実が後を引きます。
受けるからには「絶対合格する」という決意で受けなければいけません。
では、2倍という高倍率の錦丘中学校に「絶対合格する」にはどうしないといけないのでしょうか。
naru塾のこのサイトでも再三伝えていますが、錦丘中学校の入試突破には、安定的な国語の力が必要です。
それは、適正検査Ⅰの国語のテストそのもので必要なのは言うに及ばず、適正検査Ⅱの算数・理科・社会でも必須の力です。
錦丘中学受験のため、準備期間があまり取れない時期になって塾に来る子に多い特徴でもありますが、
算数の計算はすごくできるのに、説明文を織り交ぜて式を書かせると、何が言いたいのかまったく伝わって来ない。
せいぜい式を並べた程度です。
社会や理科の記述式で答える問題で同様。
名称を答えたり記号を選んだりする問題はよくできるのに、文を書いて答える問題では主語すら不明な文を書く。
これでは、競争率2倍の難関をくぐり抜けるのは厳しいと言わざるを得ません。
本気で錦丘中学校に行きたいと考えている子は、もっと前から国語の勉強を始めています。
そのような子と競争しなければならないのです。
maru塾の「錦丘中学校受験コース」の説明でも書いてあるとおり、maru塾では錦丘中学校受験をする生徒には、国語読解の添削はもとより、記述式問題の解答の添削を徹底的に行います。
ひとりひとり丁寧に添削指導していますので、多くの生徒を同時に教えることはできません。
定員が埋まり次第、受付終了となりますので、早めにお問合せください。
どれだけ国語が重要なのか、3回の無料体験授業を受けることで、もっと分かります。
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