今日は修学旅行に行っている中学3年生が多いので、中学2年生の国語読解添削から。
まずは例によって添削前のテキストです。

本文にも重要な箇所を線引してありますね。
1年生の1年間、国語読解添削を受けてきた生徒なので、しっかりと読み込んでいる様子がうかがわれます。
では、添削します。

本文から書き抜く問題が1問だけ間違いました。

よく、「書き抜きなさい」というところを、本文中の言葉だけ使って書いてしまい、解答ミスをすることがありますが、今回は上の写真のように、「自分の外側」というフレーズはあります。
正解はその左横にある「外なる価値」なのですが、まったく同義とまではいかないけれど、内容的には別物というわけでもない。
ではなぜ正解できなかったのでしょう。

それは、問題文の空欄を自分の解答で埋めて、続けて読まなかったからです。
「自分の外側」を求めてという表現、普通あまりしませんよね。
「外側を求める」 「価値を求める」
どちらのほうが、しっくり来ますか?
当然後者ですね。
ということで、本日は自分の書いた答えを実際に当てはめて読んでみる大切さのお話でした。
それでは、また。
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