【国語読解塾】第6回ROT添削

国語読解塾

こんにちは。

本日もROT添削、していきます。

今日は写真の最後の問題から。

文章の要旨をまとめる問題です。

今回の問題は、適文補充の形式になっています。

こういった問題、まずするべきは、

問題の文章をよく読む

です。

まずは、あ、の問題から。

( あ )である日本古来の「和」の発想法は~

となっているので、(あ)には「和」の発想法についての説明が入ることが分かります。

なので、このことを説明している段落を探しましょう。

今回は3段落ですね。

これは、異なるものどうしが調和をとる発想法です。」

という文から始まっています。

この「これは」は2段落の内容を指しているので、「和」のことだと分かります。

というわけで、ここをそのまま抜き出すのが正解です。

あ:異なるものどうしが調和をとる発想法

次に、い、を見ていきましょう。

これも周りを見てあげると、

「そして、芸術とは( い )であるので、~」

とあります。

なので、芸術についてまとめられた段落から探せばよい、ということが分かります。

8段落がそうですね。

芸術とは、単に~平和創造の知恵です。」

とあるので、問の「芸術とは( い )」と一致するわけです。

い:平和創造の知恵

最後に、う、です。

前後の文と合わせて見てあげましょう。

「日本の学校は、( う )ために芸術教育にも力をいれてほしい。」

とあります。

今回、重要なポイントは、(う)の直後。

~ために

というワードです。

この言葉が(う)の前に着いているということは、

(う)には「芸術教育に力を入れる目的」が入るはずです。

目的は?と聞かれたら、~ため。で答えますよね?

それと同じことが言えるわけです。

というわけで、本文中から探しましょう。

すると、36~37行目。

「すなわち平和創造のプロセスを学ぶため、日本の学校は~」

まさに、これが今回の目的にあたる部分です。

というわけで、

う:平和創造のプロセスを学ぶ

適文補充の問題は、まずは穴埋めするところの前後の文をチェックしましょう。

そのうえで、本文から答えの箇所を探索、です。

コメント