こんにちは。
今日は語彙の紹介、というより、よくある書き間違いについて紹介です。
まず、タイトルを見たとき、違和感がありましたか?
変だな、と思わなかった場合は要注意です。
どちらも、間違った書き方です。
正しくは
しづらい
きまずい
です。
最近は混同して書く子も多く見られます。
小学生に限らず、中学生でも間違えている子を見かけます。
「ず」も「づ」も音では同じなので、勘違いしてしまう子が多いのでしょうね。
しづらい、などの「~づらい」は、動詞の連用形+つらい の複合語です。
元々が辛い、つらい、から来ているので、「~づらい」となるわけです。
ちなみに、この「~づらい」ですが、動詞+形容詞「辛い」の複合語だという説と、「~づらい」自体が「~することが難しい」という意味を付け加える接尾語であるという説があるみたいです。
辞典によっても違ったり、専門家でも意見が分かれたりしているみたいです。
気まずい、の方は見て分かるように、気+まずいの複合語です。
元々がまずい、という言葉なので、きまづい、ではなく、きまずい、なのです。
お子さんがもし、上のような間違いをしていたら、今すぐ正してあげましょう。
自分ではなかなか気づかないものです。
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