こんにちは、村山です。
2学期の中間テストまで、もう少しです。
maru塾でも、テストに向けていつもより遅くまで頑張っている生徒が多くなってきました。
月曜のもりの里はあわやパンク寸前になり、私の席も譲り渡す事態に・・・(笑)
さて、今日はお子さんが自宅で勉強する際の声掛けについて書いていきます。
突然ですが、お母さんに質問です。
お子さんがお家で勉強している際、つい以下のように声掛けしたことはないでしょうか?
「ちゃんと覚えなさいよ!」
「しっかりやっておきなさいね!」
そして、いざ勉強が終わると、思ったよりやっておらず、
「なんでちゃんとやってないのよ!」
と喧嘩になり・・・
みたいな経験、ないでしょうか?
これは、お子さんが悪いわけではありません。
お母さんの指示の仕方がよくないのです。
ちゃんと、しっかり。
ついつい使ってしまいがちです。
かくいう私も油断していると、ポロっと出てしまいます。
ですが、お子さんはこう思います。
「ちゃんと、ってどこまで覚えればいいの?」
「しっかり、ってどれだけ勉強すればいいんだよ・・・」
このように、「ちゃんと」とか「しっかり」という言葉は、あまりにも抽象的すぎるのです。
抽象的すぎて、どれだけいいか分からない。
どれだけいいか分からないので、やる気も出ない。
結果、思うより進まないのです。
ですので、具体的に指示をしたり、目標を設定してあげたりすることが大切です。
例えば・・・
ちゃんと覚えなさい!
↓
10秒以内に答えられるように覚えなさい!
とか、
しっかりやりなさい!
↓
各教科5ページずつやりなさい!
みたいな感じですね。
具体的に指示することで、どこまでやればいいか明確になります。
つまり、ゴールがはっきりするのです。
考えてみてください。
ゴールも分からないまま、延々と走っていられますか?
私は絶対イヤです(笑)
子どもの勉強も同じです。
ゴールが分からないと、どれだけやればいいのかわからない。
そうなると、やる気も出にくい。
結果、やらない、思ったよりやってくれない。
だから、明確なゴールが必要なのです。
というわけで、勉強しなさい、とお子さんに言うときは、目標を具体的にしてあげましょう。
ちゃんと、とか、しっかり、は封印してくださいね。
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