こんにちは、村山です。
今日はちょっと雑談?を。
前回、中3生の全国学力テストにおいて、SNSや動画視聴などに使う時間が多いほど得点率が低くなる、との結果が出ていると紹介しました。
それにちょっと関連して、興味深いと思った記事を紹介します。
SNSや動画視聴の影響、というより、インターネットを利用した学習に関する記事です。
2022年の少し古い記事ですが・・・
端的に言えば、考える前に検索してしまう子供たちが増えている、という記事です。
今のご時世、インターネットが当たり前のように普及しています。
1人1台、タブレット端末が支給されている小中学校もあります。
スマホを持っている小中学生も少なくありません。
気になったこと、分からないことはとにかく調べれば出てくる、そんな時代です。
だから、「分からなければ調べればいい」と思う子も増えているのでしょう。
また、記事内で紹介されているように、東京都淀川区の意識調査でも、タブレット端末は思考力の向上につながった、という回答は少なかったようです。
自分で考えて答えを導く機会を減らしてしまっているので、そう言う結果が出るのも致し方ないのかもしれません。
最近の子供の傾向として、タイパ、タイムパフォーマンスを重視する子が多いそうです。
ショート動画を好んで見たり、本もあらすじだけ読んだり。
映画も倍速で見る人もいると知った時は、ちょっと驚きました。
とにかく、短い時間でたくさんのものを得たい、つまり効率を求める子が多いのでしょう。
記事の、考えずにすぐ調べてしまうのも、このタイパ至上主義の影響かもしれません。
タイパ。
効率を求める、と聞くと聞こえはいいかもしれません。
ですが、私はただ面倒臭がりなだけでは、と思ってしまいます。
映画を見るのにも、1~2時間もかけたくない。
本も読みたくない。
でも内容は知りたい、見ておきたい。
なんとなく、そういう考えが見て取れます。
最初に紹介した記事も、結局は自分で考えるのが面倒だと考える子が増えてきている結果なのかもしれません。
考える時間がもったいないから、面倒だから、すぐに答えを調べてしまう。
結果、自分で考えない。
だから思考力が身につかない。
そして、考えても分からない、面倒なので、調べる。
そういう悪循環になっているのかもしれませんね。
と、いろいろと考えさせられる記事でした。
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